練馬区議会 > 2017-07-07 >
07月07日-06号

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  1. 練馬区議会 2017-07-07
    07月07日-06号


    取得元: 練馬区議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-03
    平成29年 第2回定例会1 日時 平成29年7月7日 午後1時1 場所 練馬区議会議事堂1 出席議員 46名   1番  坂尻まさゆき議員   26番  福沢 剛議員   2番  井上勇一郎議員    27番  田中ひでかつ議員   3番  かとうぎ桜子議員   28番  米沢ちひろ議員   4番  岩瀬たけし議員    29番  有馬 豊議員   5番  きみがき圭子議員   30番  石黒たつお議員   6番  平野まさひろ議員   31番  光永 勉議員   7番  宮崎はるお議員    32番  酒井妙子議員   8番   (欠員)      33番  柳沢よしみ議員   9番  かわすみ雅彦議員   34番  うすい民男議員   10番  やくし辰哉議員    35番  笠原こうぞう議員   11番  白石けい子議員    36番  かしわざき 強議員   12番  土屋としひろ議員   37番  小川けいこ議員   13番  池尻成二議員     38番  西山きよたか議員   14番  橋本けいこ議員    39番  藤井たかし議員   15番  小川こうじ議員    40番   (欠員)   16番  高松さとし議員    41番  浅沼敏幸議員   17番   (欠員)      42番  斉藤静夫議員   18番  かしままさお議員   43番  内田ひろのり議員   19番  島田 拓議員     44番  吉田ゆりこ議員   20番  倉田れいか議員    45番  宮原よしひこ議員   21番   (欠員)      46番  小泉純二議員   22番  山田かずよし議員   47番  村上悦栄議員   23番  やない克子議員    48番  小林みつぐ議員   24番  西野こういち議員   49番  上野ひろみ議員   25番  田中よしゆき議員   50番  関口和雄議員1 欠席議員 なし1 出席理事者   前川燿男   区長       森田泰子   健康部長   黒田叔孝   副区長      矢野久子   練馬区保健所長   山内隆夫   副区長      健康部長兼務 地域医療担当部長   河口 浩   教育長      古橋千重子  環境部長   宮下泰昌   技監       技監事務取扱 都市整備部長   市村 保   区長室長     平林 明   土木部長   佐々木克己  企画部長     鷲田 功   会計管理室長   企画部長事務取扱 区政改革担当部長 大羽康弘 教育委員会事務局   小暮文夫   危機管理室長   教育振興部長   小西將雄   総務部長     堀 和夫   教育委員会事務局   小渕雅実   人事戦略担当部長 こども家庭部長   伊藤良次   施設管理担当部長 阪田真司   選挙管理委員会   唐澤貞信   区民部長     事務局長   臼井 弘   産業経済部長   米 芳久   監査事務局長   産業経済部長兼務 都市農業担当部長 佐古田充宏 企画課長   木村勝巳   地域文化部長   佐川 広   財政課長   福島敏彦   福祉部長     大木裕子   総務課長   中田 淳   高齢施策担当部長1 出席事務局職員   中村哲明   事務局長     佐藤 裕   議事担当係長   齋藤新一   事務局次長    鴇田 亨   議事担当係長   越智克秋   議事担当係長1 傍聴者数 11名1 議事日程  日程第1 議案第35号 練馬区災害応急措置業務従事者および水防従事者に対する損害補償に関する条例の一部を改正する条例  日程第2 議案第36号 練馬区行政委員会委員の報酬および費用弁償に関する条例の一部を改正する条例  日程第3 議案第37号 練馬区監査委員の給与等に関する条例の一部を改正する条例  日程第4 議案第38号 練馬区職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例  日程第5 議案第39号 練馬区特別職の職員で非常勤のものの報酬および費用弁償に関する条例の一部を改正する条例  日程第6 議案第40号 練馬区職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例  日程第7 議案第58号 練馬区関区民センター空調設備ほか改修工事請負契約  日程第8 議案第59号 仮称練馬区立練馬総合運動場公園整備工事請負契約  日程第9 議案第41号 練馬区特別区税条例の一部を改正する条例  日程第10 議案第43号 練馬区立スポーツ施設条例の一部を改正する条例  日程第11 陳情第82号 精神障害者に対する心身障害者福祉手当の支給等を求めることについて  日程第12 陳情第121号 精神障害者を心身障害者医療費助成制度の対象とすることについて  日程第13 議案第44号 練馬区空家等および不良居住建築物等の適正管理に関する条例  日程第14 議案第45号 練馬区立都市公園条例の一部を改正する条例  日程第15 議案第46号 練馬区立自転車駐車場条例の一部を改正する条例  日程第16 議案第50号 特別区道路線の認定について(南田中三丁目)  日程第17 議案第51号 特別区道路線の認定について(上石神井三丁目)  日程第18 議案第52号 特別区道路線の認定について(谷原四丁目)  日程第19 議案第53号 特別区道路線の認定について(大泉学園町七丁目)  日程第20 議案第54号 特別区道路線の認定について(西大泉六丁目)  日程第21 陳情第103号 軟式野球「キャッチボール遊び場」の設置について  日程第22 陳情第130号 桜台四丁目重層長屋建築について〔第2項〕  日程第23 議案第47号 練馬区立学校設置条例の一部を改正する条例  日程第24 議案第48号 練馬区立学童クラブ条例の一部を改正する条例  日程第25 議案第49号 練馬区ねりっこクラブ条例の一部を改正する条例  日程第26 総合・災害対策等特別委員会中間報告  日程第27 陳情第97号 介護保険制度の保険給付から「要介護1・2」を外さないことについて  日程第28 陳情第104号 介護保険制度改定に伴う意見書の提出について  日程第29 医療・高齢者等特別委員会中間報告  日程第30 清掃・エネルギー等特別委員会中間報告  日程第31 交通対策等特別委員会中間報告  日程第32議員提出議案第8号 北朝鮮のミサイル発射に断固抗議する決議  日程第33 人権擁護委員候補者の推薦について1 追加議事日程  追加日程第1 議長の辞職許可について  追加日程第2 練馬区議会議長選挙  追加日程第3 副議長の辞職許可について  追加日程第4 練馬区議会副議長選挙  追加日程第5 選任第1号 練馬区監査委員選任の同意について  追加日程第6 選任第2号 練馬区監査委員選任の同意について  追加日程第7 常任委員会委員の選任について  追加日程第8 議会運営委員会委員の辞任許可について  追加日程第9 議会運営委員会委員の選任について  追加日程第10 特別委員会委員の辞任許可について  追加日程第11 特別委員会委員の選任について  追加日程第12 選任第3号 練馬区農業委員会委員任命の同意について  追加日程第13 選任第4号 練馬区農業委員会委員任命の同意について  追加日程第14 選任第5号 練馬区農業委員会委員任命の同意について  追加日程第15 選任第6号 練馬区農業委員会委員任命の同意について  追加日程第16 選任第7号 練馬区農業委員会委員任命の同意について  追加日程第17 選任第8号 練馬区農業委員会委員任命の同意について  追加日程第18 選任第9号 練馬区農業委員会委員任命の同意について  追加日程第19 選任第10号 練馬区農業委員会委員任命の同意について  追加日程第20 選任第11号 練馬区農業委員会委員任命の同意について  追加日程第21 選任第12号 練馬区農業委員会委員任命の同意について  追加日程第22 選任第13号 練馬区農業委員会委員任命の同意について  追加日程第23 選任第14号 練馬区農業委員会委員任命の同意について  追加日程第24 選任第15号 練馬区農業委員会委員任命の同意について  追加日程第25 選任第16号 練馬区農業委員会委員任命の同意について  追加日程第26 選任第17号 練馬区農業委員会委員任命の同意について  追加日程第27 選任第18号 練馬区農業委員会委員任命の同意について                                 以上 ◎事務局長 ただいまの出席議員数46名でございます。      午後1時0分開議 ○田中ひでかつ議長 ただいまから本日の会議を開きます。 ここで、会議時間の延長についておはかりいたします。 本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめ延長したいと思いますが、これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○田中ひでかつ議長 ご異議なしと認めます。よって、本日の会議時間は延長することに決定いたしました。 この際、ご報告いたします。 藤井とものり議員は、公職選挙法第90条の規定により、6月23日付で区議会議員を辞したものとみなされました。 練馬区政の伸展に寄与されましたことに対し感謝の意を表し、皆様にご報告申し上げます。 次に、諸般の報告をいたします。 区長の専決処分事項の報告1件および例月現金出納検査結果報告2件について、区長および監査委員より報告がありました。 詳細につきましては、お手元に写しを配付してありますので、お目通し願います。 これより日程に入ります。 日程第1から日程第8まで、以上8件を一括議題といたします。 本件に関し、委員会審査結果の報告を求めます。 企画総務委員会委員長・村上悦栄議員    〔47番村上悦栄議員登壇〕 ◆村上悦栄議員 企画総務委員会に付託されました、議案の審査結果について申し上げます。 はじめに、議案第35号・練馬区災害応急措置業務従事者および水防従事者に対する損害補償に関する条例の一部を改正する条例について申し上げます。 本件は、非常勤消防団員等に係る損害補償の基準を定める政令の一部改正に伴い、従事者に扶養親族がある場合の補償基礎額の加算額について、所要の改正を行うものであります。 審査の結果、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 なお、一部委員から反対であるとの意見がありました。 次に、議案第36号・練馬区行政委員会委員の報酬および費用弁償に関する条例の一部を改正する条例、および議案第37号・練馬区監査委員の給与等に関する条例の一部を改正する条例の以上2件について、一括して申し上げます。 これらは、委員の費用弁償の額を改めるものであります。 審査の結果、いずれも原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第38号・練馬区職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について申し上げます。 本件は、再度の育児休業等ができる特別の事情に、保育所に入れないことなどを加えるものであります。 審査の結果、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第39号・練馬区特別職の職員で非常勤のものの報酬および費用弁償に関する条例の一部を改正する条例について申し上げます。 本件は、練馬区空家等および不良居住建築物等適正管理審議会の会長および委員の職の報酬額を定めるものであります。 審査の結果、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第40号・練馬区職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例について申し上げます。 本件は、雇用保険法の一部改正に伴い、新たに創設された個別延長給付に係る基本手当に相当する退職手当等を支給するとともに、公共職業安定所以外職業紹介事業者等の紹介により就職する者に、移転費に相当する退職手当を支給するため、所要の改正を行うものであります。 審査の結果、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第58号・練馬区関区民センター空調設備ほか改修工事請負契約について申し上げます。 本件は、関区民センターの空調設備ほかの改修を行うにあたり、工事請負契約を締結するものであります。 審査の結果、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 最後に、議案第59号・仮称練馬区立練馬総合運動場公園整備工事請負契約について申し上げます。 本件は、仮称練馬区立練馬総合運動場公園の整備を行うにあたり、工事請負契約を締結するものであります。 審査の結果、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 以上で、企画総務委員会の報告を終わります。(拍手) ○田中ひでかつ議長 次に、日程第9および日程第10、以上2件を一括議題といたします。 本件に関し、委員会審査結果の報告を求めます。 区民生活委員会委員長藤井たかし議員    〔39番藤井たかし議員登壇〕 ◆藤井たかし議員 区民生活委員会に付託されました、議案の審査結果について申し上げます。 はじめに、議案第41号・練馬区特別区税条例の一部を改正する条例について申し上げます。 本件は、地方税法等の一部改正に伴い、肉用牛の売却による事業所得に係る区民税の課税の特例、軽自動車税の減額特例措置、および優良住宅地の造成等のために土地等を譲渡した場合の長期譲渡所得に係る区民税の課税の特例をそれぞれ延長するほか、軽自動車税の賦課徴収の特例を設けるなど、所要の改正を行うものであります。 審査の結果、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第43号・練馬区立スポーツ施設条例の一部を改正する条例について申し上げます。 本件は、高野台運動場を廃止するものであります。 審査の結果、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 なお、一部委員から反対であるとの意見がありました。 以上で、区民生活委員会の報告を終わります。(拍手) ○田中ひでかつ議長 次に、日程第11および日程第12、以上2件を一括議題といたします。 本件に関し、委員会審査結果の報告を求めます。 健康福祉委員会委員長・うすい民男議員    〔34番うすい民男議員登壇〕 ◆うすい民男議員 健康福祉委員会に付託されました、陳情第82号・精神障害者に対する心身障害者福祉手当の支給等を求めることについて、および陳情第121号・精神障害者を心身障害者医療費助成制度の対象とすることについての第1項についての審査経過および結果について、一括して申し上げます。 陳情第82号の願意は、関係機関に対し、第1項は、精神障害者にも身体障害者、知的障害者と同レベルの医療費助成をすること、第2項は、精神障害者にも心身障害者福祉手当を支給することの2項目について働きかけられたいというものであります。 陳情第121号第1項の願意は、精神障害者も東京都心身障害者医療費助成制度の対象にするよう都に働きかけられたいというものであります。 本委員会は、区内の精神障害者の所得状況、各道府県における精神障害者への医療費助成の実施状況および23区における精神障害者に対する心身障害者福祉手当の支給状況等について、理事者から説明を受けました。 審査の結果、医療費助成については、東京都の制度であり、陳情第82号第1項および陳情第121号第1項と同願意の請願が平成29年東京都議会第一回定例会で採択されている状況もあり、区として東京都に実施を働きかける必要があること、心身障害者福祉手当については、精神障害者への支援の考え方が入院から地域医療へと転換しており、地域での自立した生活を促すためにも、精神障害者も知的障害者および身体障害者と同様に対象としていく必要があるとの点で意見が一致し、いずれも願意を了として採択すべきものと決定いたしました。 また、陳情第121号第2項については、審査の過程で陳情代表者から取り下げ願いが提出されましたので、本委員会はこれを了承すべきものと決定いたしました。 以上で、健康福祉委員会の報告を終わります。(拍手) ○田中ひでかつ議長 次に、日程第13から日程第22まで、以上10件を一括議題といたします。 本件に関し、委員会審査結果の報告を求めます。 環境まちづくり委員会委員長・小林みつぐ議員    〔48番小林みつぐ議員登壇〕 ◆小林みつぐ議員 環境まちづくり委員会に付託されました、議案等の審査経過および結果について申し上げます。 はじめに、議案第44号・練馬区空家等および不良居住建築物等の適正管理に関する条例について申し上げます。 本件は、練馬区空き家等対策計画に基づく取り組みを進めるため、空家等対策の推進に関する特別措置法に定める措置等の手続のほか、堆積物等による不良な状態にある居住建築物等への対応について、条例を制定するものであります。 審査の結果、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 なお、一部委員から反対であるとの意見がありました。 次に、議案第45号・練馬区立都市公園条例の一部を改正する条例について申し上げます。 本件は、谷原一丁目緑地を新設するものであります。 審査の結果、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第46号・練馬区立自転車駐車場条例の一部を改正する条例について申し上げます。 本件は、公益財団法人自転車駐車場整備センターから譲渡される桜台駅東自転車駐車場ほか7施設を区立自転車駐車場に位置づけるほか、平和台駅第四自転車駐車場を廃止するものであります。 審査の結果、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第50号から議案第54号までの以上5件の特別区道路線の認定について、一括して申し上げます。 これらの道路は、都市計画法に基づく開発許可などにより設置された道路であり、これらを特別区道路線と認定することにより、住民の利用に供するものであります。 審査の結果、いずれも原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、陳情第103号・軟式野球「キャッチボール遊び場」の設置について申し上げます。 陳情第103号の願意は、第1項は、小竹町内にはキャッチボールができる場所が限られているため、小学生が利用しやすい小竹町一丁目60番7号、北公園駐輪場跡地キャッチボール遊びができる場所を確保すること、第2項は、上記候補地で軟式ボールが使用できるようフェンスを設置することの2項目について、区に対して働きかけられたいというものであります。 本委員会は、理事者から、江古田駅北公園駐輪場跡地の状況および周辺でのキャッチボールができる公園の有無などについて説明を受けました。 審査の結果、周辺でキャッチボールができる公園は限られていること、整備後の管理について地元住民の協力が得られることなどから、キャッチボールができる遊び場の設置が必要であると意見が一致し、願意を了として採択すべきものと決定いたしました。 最後に、陳情第130号・桜台四丁目重層長屋建築についての第2項について申し上げます。 陳情第130号第2項の願意は、避難経路の安全性の強化や戸数を制限するなど、より良好な住環境づくりを推進するため、長屋に対する基準の見直しをするよう都に働きかけられたいというものであります。 本委員会は、理事者から、長屋と共同住宅の違い、建築確認申請の状況および桜台四丁目計画のこれまでの経過などについて説明を受けました。 審査の結果、都と特別区で連携して検討を進めていることや、今後、対策が必要であると考えられることなどから、基準の見直しを都へ働きかける必要があるとの点で意見が一致し、願意を了として採択すべきものと決定いたしました。 以上で、環境まちづくり委員会の報告を終わります。(拍手) ○田中ひでかつ議長 次に、日程第23から日程第25まで、以上3件を一括議題といたします。 本件に関し、委員会審査結果の報告を求めます。 文教児童青少年委員会委員長・宮原よしひこ議員    〔45番宮原よしひこ議員登壇〕 ◆宮原よしひこ議員 文教児童青少年委員会に付託されました、議案の審査結果について申し上げます。 はじめに、議案第47号・練馬区立学校設置条例の一部を改正する条例について申し上げます。 本件は、光が丘第四中学校を廃止するものであります。 採決の結果、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 次に、議案第48号・練馬区立学童クラブ条例の一部を改正する条例について申し上げます。 本件は、議案第49号の練馬区ねりっこクラブ条例の一部を改正する条例において、ねりっこ学童クラブとして規定する学童クラブを本条例から削るとともに、大泉第六小学童クラブほか4か所の学童クラブの保育および指導時間を延長するため、所要の改正を行うものであります。 審査の結果、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 なお、一部委員から反対であるとの意見がありました。 最後に、議案第49号・練馬区ねりっこクラブ条例の一部を改正する条例について申し上げます。 本件は、富士見台小ねりっこクラブほか4か所でねりっこクラブを実施するため、所要の改正を行うものであります。 審査の結果、原案どおり可決すべきものと決定いたしました。 なお、一部委員から反対であるとの意見がありました。 以上で、文教児童青少年委員会の報告を終わります。(拍手) ○田中ひでかつ議長 次に、日程第26を議題といたします。 本件に関し、中間報告を求めます。 総合・災害対策等特別委員会委員長小川けいこ議員    〔37番小川けいこ議員登壇〕 ◆小川けいこ議員 総合・災害対策等特別委員会の中間報告について申し上げます。 はじめに、地域防災について申し上げます。 本委員会は、ねりま防災カレッジ事業における平成29年度からの取り組みおよび株式会社ファミリーマートとの「災害時における応急物資の供給および安全・安心パトロールカーの運用等に関する協定」の締結等について、理事者から説明を受けました。 ねりま防災カレッジ事業については、区民の防災意識や防災行動力の更なる向上を図るため、29年度から、避難拠点運営の担い手としての知識や技術を学ぶ中学生向け防災宿泊体験講座のほか、乳幼児の保護者や女性向け防災講習会などの新たな講座等を実施するとのことであります。 併せて、防災学習センターにおける体験講座の利用可能日を一部拡充し、車いす避難誘導を体験講座項目に追加するなど、利用者の利便性の向上を図っていくとのことであります。 委員からは、防災学習センターの更なる活用により、中学生などの若年層や女性の防災リーダーを育成し、地域に広めていく必要がある、避難拠点の運営などに活用するため、女性の視点を生かしたセミナーや講習会の開催などを検討する必要がある、乳幼児の保護者や女性の参加を促すため、講習会実施会場の工夫や関係機関との連携を図っていく必要があるなどの意見がありました。 株式会社ファミリーマートとの「災害時における応急物資の供給および安全・安心パトロールカーの運用等に関する協定」については、28年4月の熊本地震の発生を受け、区において、災害時における食料や飲料水の確保の更なる強化について検討し、比較的早期に物流体制を整えることができるコンビニエンスストアとの協議を進め、29年3月に協定を締結したとのことであります。 協定の締結により、災害時においても物資が迅速かつ円滑に供給されること、安全・安心パトロールカーの店舗立ち寄りにより地域情報をきめ細かく収集することで、効果的なパトロールを図ることができること、また、子どもたちになじみのあるコンビニエンスストアと連携することで、安全確保が更に強化されるなどの効果が期待できるとのことであります。 委員からは、今後も引き続き他の小売業者と協議を進め、同様の協定を締結する必要がある、平時から災害時を想定した物資の供給方法等について検証し、実効性のある協定としていく必要があるなどの意見がありました。 更に、本委員会では、甚大な被害を受けた熊本地震からの復旧・復興に向け、震災復興基本方針や復興計画を策定し、住民・地域・行政が一体となって復興・被災者生活再建の取り組みを進めている熊本県益城町と熊本市を視察しました。また、体験学習コーナーを設置するなど、防災展示室の充実を行った防災学習センターを視察し、地域防災について、調査・研究を深めたところであります。 本委員会は、高い確率で首都直下地震の発生が想定される中、区における災害対策の実効性が問われる状況であり、大規模地震の発生で浮き彫りになった課題を具体的に解決していくためにも、より効果的な対策を図っていく必要があることから、地域防災について、引き続き調査・研究を行っていくことといたしました。 次に、危機管理指針について申し上げます。 本委員会は、練馬警察署テロ対応訓練の参加および防犯カメラ設置費・維持管理費補助制度等について、理事者から説明を受けました。 練馬警察署テロ対応訓練の参加については、放射性物質・生物剤・化学物質などのNBC対応訓練が区役所において実施されることから、有事の際の来庁者対応や警察への通報手段などを確認し、テロ対応力の向上を図っていくことを目的に、区として参加するとのことであります。 委員からは、テロなど危機管理事案発生時における迅速・確実な連絡体制や手段を整備する必要があるなどの意見がありました。 防犯カメラ設置費・維持管理費補助制度については、新規設置時の補助率を引き上げるほか、電気代や保守点検料などの維持管理費の補助制度を新設するとのことであります。 委員からは、区民に対する補助制度の周知や新規設置の勧奨に努める必要がある、公園など、防犯に効果が上がる設置場所の検討に取り組む必要があるなどの意見がありました。 本委員会は、武力攻撃や大規模テロなど、区民生活を脅かす危機管理事案への対応を継続して検討し、実践していく必要があることから、危機管理指針について、引き続き調査・研究を行っていくことといたしました。 最後に、地方分権の推進および財政権拡充について申し上げます。 本委員会は、地方分権改革の取り組み状況等について、理事者から説明を受けました。 地方分権改革については、平成19年4月に内閣府に設置された地方分権改革推進委員会による第1次から第4次までの勧告により、国と地方の役割分担の基本的な考え方が示されたほか、基礎自治体への事務・権限の移譲、義務づけ、枠づけの見直しや地方財政権の強化などが図られたとのことであります。 これらの勧告を受け、23年4月の第1次から29年4月の第7次までの地方分権一括法が成立し、また、地方公共団体から改革に関する提案を広く募集し、その提案の実現に向けて検討を行う提案募集方式の導入などにより、国から地方公共団体への事務・権限の移譲等を内容とする関係法律の整備が行われたとのことであります。 これに対して区は、条例の新設や改正による規定の整備等を図り対応しているとのことであります。 本委員会は、地方分権の推進および財政権拡充については、今後の区政運営にあたって、更に議論を深めていかなければならない大きな課題であることから、引き続き調査・研究を行っていくことといたしました。 以上で、総合・災害対策等特別委員会の中間報告を終わります。(拍手) ○田中ひでかつ議長 次に、日程第27から日程第29まで、以上3件を一括議題といたします。 本件に関し、委員会審査結果の報告および中間報告を求めます。 医療・高齢者等特別委員会委員長・福沢 剛議員    〔26番福沢 剛議員登壇〕 ◆福沢剛議員 医療・高齢者等特別委員会に付託されました、陳情の審査経過および結果、ならびに中間報告について申し上げます。 はじめに、陳情第97号・介護保険制度の保険給付から「要介護1・2」を外さないことについて、および陳情第104号・介護保険制度改定に伴う意見書の提出についての以上2件について、一括して申し上げます。 陳情第97号の願意は、介護保険制度の保険給付から「要介護1・2」を外さないよう国に対して意見書を提出されたいというものであります。 陳情第104号の願意は、第1項は、要介護1・2の人たちが使う訪問介護の生活援助を介護保険制度から外さないこと、第2項は、要介護2以下の人の福祉用具貸与などを介護保険制度から外さないこと、第3項は、介護保険の利用料2割への引き上げ拡大を行わないこと、第4項は、保険料支払い年齢を引き下げないことの4項目について、厚生労働大臣および財務大臣に意見書を提出されたいというものであります。 本委員会は、国における介護保険制度の見直しの動向、要介護度別の福祉用具の給付額、訪問介護サービスの提供内容ごとの利用者数ならびに介護保険会計の決算額および保険料額の推移等について、理事者から説明を受けました。 採決の結果、いずれも不採択とすべきものと決定いたしました。 次に、調査事項の中間報告について申し上げます。 はじめに、地域医療の環境整備について申し上げます。 本委員会は、練馬光が丘病院の改築に係る基本構想の検討状況、平成28年度順天堂練馬病院および練馬光が丘病院の月別利用状況ならびに練馬区医療施策検討委員会の設置などについて、理事者から説明を受けました。 練馬光が丘病院の改築に係る基本構想の検討状況については、高齢化に伴う医療需要の増加などを踏まえ、新病院では100床程度の増床を目指すこととし、これまでの医療機能を堅持しながら、脳卒中や肺炎などの疾患対応の充実、救急医療をはじめとした重点医療の更なる充実を図るとのことであります。 委員からは、改築費用の支援に要する財政負担の必要性について区民の理解を求めるべきである、基本構想の検討状況を区民に説明する場を設ける必要があるなどの意見がありました。 平成28年度順天堂練馬病院および練馬光が丘病院の月別利用状況については、入院、外来および救急すべての患者数が前年度を上回っているとのことであります。特に、順天堂練馬病院の病床稼働率は97.4%と極めて高い状況が続いており、練馬光が丘病院も24年の開院以来、患者数の増加が続いているとのことであります。 委員からは、病床稼働率の増加は病院の努力の結果であり、練馬光が丘病院の改築をはじめ、今後も区として医療体制の整備を着実に進める必要があるなどの意見がありました。 練馬区医療施策検討委員会の設置については、30年3月に予定されている東京都保健医療計画の改定を踏まえ、超高齢社会に対応した医療環境を整備するため、区民および医療・介護関係者を構成員として29年5月に設置し、医療施策の方向性を検討するとのことであります。 委員からは、病床の確保も重要であるが、在宅療養の充実についても議論する必要があるなどの意見がありました。 本委員会は、急性期から回復期、慢性期、在宅医療に至るまでの医療提供体制を整え、誰もが住みなれた地域で暮らしていくことができるよう地域医療の充実を図る必要があることから、地域医療の環境整備について、引き続き調査・研究を行っていくことといたしました。 次に、病床の確保について申し上げます。 本委員会は、高野台運動場用地の活用に伴う病床の確保、順天堂練馬病院の増築・改修事業の進捗状況、ねりま健育会病院の開院などについて、理事者から説明を受けました。 高野台運動場用地の活用に伴う病床の確保については、急性期を脱した患者を受け入れる回復期・慢性期医療の機能を有する病院の誘致を検討し、平成33年度の開設を予定しているとのことであります。28年11月に開催された説明会では、区民から、今後、高齢化の進展で病院の整備が更に必要となるため、基準病床数の改定の機会を捉えて計画を着実に進めるべきであるなどの意見が出されたとのことであります。 委員からは、当該地は住宅地であり、新病院の整備に伴う車両通行量の増加が予想されるため、周辺住民の安全に配慮した道路整備を検討する必要がある、高齢化に伴う更なる医療需要に対応するため、医療の充実は喫緊の課題であるなどの意見がありました。 順天堂練馬病院の増築・改修事業の進捗状況については、29年度に基本・実施設計を行い、33年3月の完成を目指すとのことであります。手術室およびICUの増設、NICUの増床およびGCUの新設を含む90床の増床、がん治療センターの拡充などにより、医療機能を拡充するとのことであります。 委員からは、病院の増床は区の重要課題であり、更なる医療機能の拡充に向けて病院の意向を聞きながら支援をしていく必要があるなどの意見がありました。 ねりま健育会病院については、介護老人保健施設、訪問看護ステーション、訪問リハビリテーションおよび居宅介護支援事業所を併設し、区内2か所目の回復期リハビリテーション病院として29年4月に大泉学園町で開院したとのことであります。 更に、本委員会は同病院を視察し、病床の確保について、調査・研究を深めたところであります。 本委員会は、今後、東京都保健医療計画における基準病床数の増加が見込まれる中、医療機関の誘致を推進するとともに、急性期医療に加え回復期や慢性期の病床も充実し、超高齢社会に対応したバランスのとれた医療環境を整備していく必要があることから、病床の確保について、引き続き調査・研究を行っていくことといたしました。 次に、高齢者施策について申し上げます。 本委員会は、街かどケアカフェ事業の拡充、高齢者相談センターの見直し、練馬区高齢者基礎調査等の調査結果などについて、理事者から説明を受けました。 街かどケアカフェ事業の拡充については、介護予防の充実を図るため、平成29年7月以降、出張所跡施設を活用し、新たに3か所整備するほか、地域団体などが運営するサロンの活用を進めるとともに、地域集会所などでの相談や介護予防体操などを行う出張型の街かどケアカフェ事業を開始するとのことであります。 委員からは、既存の街かどケアカフェの利用実績数にとどまることなく、地域の発展のために、更なる事業展開が必要であるなどの意見がありました。 高齢者相談センターについては、現在の支所6か所を区民により身近で利用しやすい窓口となるよう、29年4月から順次、出張所跡施設への移転および名称変更を行うとのことであります。更に、現在の本所・支所体制を25か所の本所に再編し、名称を地域包括支援センターに改め、ひとり暮らし高齢者などへの訪問支援事業を開始するとのことであります。 委員からは、出張所跡施設への移転で窓口が遠くなる地域の方に対して訪問相談を行うなどの配慮が必要である、移転先においては区民からわかりやすい表示をする必要がある、訪問支援事業はひとり暮らし高齢者などへの組織的アウトリーチとして評価するとともに、都営住宅等への配慮が必要であるなどの意見がありました。 練馬区高齢者基礎調査等の調査結果については、第7期練馬区高齢者保健福祉計画・介護保険事業計画の策定にあたり、高齢者やこれから高齢期を迎える方などの生活実態、意識および意向ならびに介護サービス事業者の運営状況等の基礎データを把握するための調査などを実施したとのことであります。調査結果を踏まえ、29年12月に計画素案を公表し、パブリックコメントの実施後、30年3月に成案とする予定であるとのことであります。 委員からは、介護予防に結びつく地域活動を実施している団体などを顕彰する仕組みを検討する必要がある、介護予防に対する関心が低い人への更なる意識啓発が重要であるなどの意見がありました。 更に、本委員会は、地域包括ケアの拠点として高齢者多機能福祉施設ふきあげタウンを運営している医療法人誠心会ならびに鹿児島県内初となる65歳以上を対象とした介護保険ボランティア・ポイント制度および高齢者元気度アップ地域包括ケア推進モデル事業を実施している霧島市を視察するとともに、本年4月に開設したはつらつセンター大泉を視察し、地域包括ケアの推進や介護予防事業の充実について、調査・研究を深めたところであります。 本委員会は、高齢者が住みなれた地域で安心して暮らし続けるために、医療、介護、予防、住まい、生活支援が一体的・継続的に提供される地域包括ケアシステムを確立することが必要であることから、高齢者施策について、引き続き調査・研究を行っていくことといたしました。 最後に、介護保険制度について申し上げます。 本委員会は、介護補助機器の導入支援事業の実施、看護小規模多機能型居宅介護事業所等の開設、自立支援住宅改修給付事業の見直し、国における介護保険制度の見直しの動向などについて、理事者から説明を受けました。 介護補助機器の導入支援事業の実施については、働きやすい職場環境を整備し介護人材の確保を図るため、平成28年度に区内の介護サービス事業者を対象として補助事業を行ったとのことであります。 委員からは、介護人材不足の対応策として導入支援事業を評価する、導入促進を図るため、事業者向け体験会を開催する必要がある、介護補助機器の活用で介護従事者の負担が軽減し、職場環境の改善が図られるよう期待するなどの意見がありました。 看護小規模多機能型居宅介護事業所等の開設については、28年11月に大泉学園町で小規模の多機能型居宅介護に新たに訪問看護を加えたサービスを開始したとのことであります。 委員からは、事業者と近隣福祉施設および地域住民との連携ならびに交流に対する区の事業者への支援が必要である、認知度の向上を図るため、区民および医療機関への更なる周知が必要であるなどの意見がありました。 自立支援住宅改修給付事業の見直しについては、高齢者の住宅改修へのニーズに幅広く対応するため、29年4月から助成対象を新たに追加するとともに、給付限度額の引き下げを行ったとのことであります。 委員からは、給付限度額の引き下げは、限られた財源で持続可能なサービスを提供するための必要な見直しであるということを、区民に丁寧に説明する必要があるなどの意見がありました。 国における介護保険制度の見直しの動向については、現役世代並みの所得がある人の利用者負担割合の見直し、介護納付金における総報酬制の導入および新たな介護保険施設の創設などを内容とする地域包括ケアシステムの強化のための介護保険法等の一部を改正する法律案が、29年5月26日に可決、成立したとのことであります。 委員からは、今回の改正は制度の持続性を見据えたものであり、引き続き、区民が必要な介護サービスを受けられる制度となるよう努められたいなどの意見がありました。 更に、本委員会は、29年4月開設の介護老人保健施設ライフサポートねりまを視察し、医療と介護の連携の充実について、調査・研究を深めたところであります。 本委員会は、団塊の世代がすべて後期高齢者となる37年には介護需要の大幅な増大が見込まれる中、介護保険制度を持続可能なものとしていくことが必要であることから、介護保険制度について、引き続き調査・研究を行っていくことといたしました。 以上で、医療・高齢者等特別委員会の報告を終わります。(拍手) ○田中ひでかつ議長 次に、日程第30を議題といたします。 本件に関し、中間報告を求めます。 清掃・エネルギー等特別委員会委員長・西山きよたか議員    〔38番西山きよたか議員登壇〕 ◆西山きよたか議員 清掃・エネルギー等特別委員会の中間報告について申し上げます。 はじめに、清掃事業について申し上げます。 本委員会は、平成28年度練馬区資源・ごみ排出実態調査報告および練馬区災害廃棄物処理計画等について、理事者から説明を受けました。 練馬区資源・ごみ排出実態調査については、家庭から排出される可燃ごみや不燃ごみ、容器包装プラスチックの組成割合を調査して、正しい分別の割合や資源化可能物の混入割合を把握し、更なるごみ減量に向けた方策に資することを目的として、14年度から毎年実施しているとのことであります。 28年度の調査の結果、正しく分別された割合は、前年度と比較して、処理困難物として処理すべき石が多く含まれていた不燃ごみについては悪化したものの、可燃ごみはほぼ横ばい、容器包装プラスチックは改善したとのことであります。 委員からは、地道ではあるが排出指導に継続して取り組むこと、区報を更に活用して目に見える形で周知すること、びん・缶回収の際のマナーに関することも周知すること、処理困難物も含め適正な分別について更に周知することが必要であるなどの意見がありました。 練馬区災害廃棄物処理計画については、大規模震災時においては、発災直後から家屋の倒壊等により多くの瓦れき等が発生するため、復旧作業をできるだけ迅速に行う必要があること、また、ごみ等の処理についても、区民生活の早期回復のためには適切かつ迅速に処理を行う必要があることから、29年度中に計画の策定を目指すとのことであります。 委員からは、さまざまな情報を収集して具体的で実効性のある計画にする必要がある、都の計画に倣うだけでなく区の地域性も考慮した計画にするべきであるなどの意見がありました。 更に、本委員会は、生ごみや事業所ごみの減量化で先進的な取り組みを行っている山口県宇部市や27年に建てかえ工事が完了した練馬清掃工場を視察し、生ごみの堆肥化や食品ロス削減に対する取り組み、ごみ減量等優良事業所認定制度および清掃工場の稼働状況について、調査・研究を深めたところであります。 本委員会は、ごみ排出量は減少しているものの、更なるごみの減量化の推進や適正なごみの排出を進めるため、区民、事業者への周知・啓発活動を今後も効果的・継続的に実施していく必要があることから、清掃事業について、引き続き調査・研究を行っていくことといたしました。 次に、資源循環型について申し上げます。 本委員会は、練馬区第3次一般廃棄物処理基本計画に関する平成27年度評価および練馬区第4次一般廃棄物処理基本計画の策定等について、理事者から説明を受けました。 練馬区第3次一般廃棄物処理基本計画に関する評価については、リサイクル推進計画の進捗状況と一般廃棄物処理事業の評価の二つに分かれており、リサイクル推進計画は、練馬区第3次一般廃棄物処理基本計画の目標達成に向けた行動計画として位置づけられ、毎年度、進捗状況の点検を行っているとのことであります。27年度は、これまでの4か国語版に追加となる3か国語版の「資源・ごみの分け方と出し方」パンフレットの作成など、新規取り組み2項目を含むすべての取り組みが実施されている状況であったとのことであります。 また、27年度の一般廃棄物処理事業の評価については、区民1人1日当たりのごみ収集量は前年度比8グラム減の500グラムであり、23区で2番目に少ない実績とのことであります。 委員からは、区民1人当たりのごみ収集量について23区1位を目指して取り組むことや、資源化できる古紙の持ち去り対策については、区としてしっかり取り組むことが重要であるなどの意見がありました。 練馬区第4次一般廃棄物処理基本計画については、第3次一般廃棄物処理基本計画の策定から5年が経過したことから策定したとのことであります。 本計画は、29年度から38年度までの10年間を計画期間とし、「みどりあふれる循環型都市をめざして」という基本理念のもと、ごみの発生抑制と再使用の促進、多様な資源循環の推進、適正処理の推進、これらの横串である情報発信および参画・連携体制の充実の四つを基本方針として、不燃ごみの資源化、紙類やびんなどの資源とごみの分別の周知徹底などを重点取り組みとして位置づけたとのことであります。 委員からは、フードドライブ事業について活動の見える化を推進する必要がある、第3次一般廃棄物処理基本計画の基本理念の精神を生かす必要がある、不燃ごみ中に含まれる金属類等の分別を積極的に取り組むべきである、分別意識の啓発については広聴広報課の人材を活用して取り組むべきであるなどの意見がありました。 更に、本委員会は、29年4月に開設した大泉リサイクルセンターを視察し、循環型社会の実現に向けた取り組みについて、調査・研究を深めたところであります。 本委員会は、循環型社会の更なる推進を図るためには、区民と協働し、事業者と連携しながら、分別の徹底やリサイクルの推進などを行う必要があることから、資源循環型について、引き続き調査・研究を行っていくことといたしました。 最後に、エネルギー対策について申し上げます。 本委員会は、業務用燃料電池機器の実証試験について、理事者から説明を受けました。 区では、昨年、練馬区エネルギービジョンを策定し、区民、事業者とともに進めていく取り組みとして、今回、エネルギー事業者からの具体的なビジネスモデルの提案を受けたとのことであります。 この試験は、区、練馬区社会福祉事業団および東京ガスの三者により、小規模福祉施設である錦デイサービスセンターにおいて3.0キロワットの業務用燃料電池機器の実証試験を、平成29年3月下旬から2年間行うというものであります。 また、区は、エネルギー関係の新しい取り組みなど事業者と協力できる分野については積極的に協力していきたいと考えているとのことであります。 委員からは、エネルギー機器は更に開発が進んでいく状況にあり、実証試験は非常に重要であることから、今後も事業者との協力に積極的に取り組む必要があるなどの意見がありました。 更に、本委員会は、水素エネルギーは環境負荷の低減などに資する、将来中心的役割を担うエネルギーであるとして、全国でも先進的な水素利活用計画を策定し、水素による持続可能なまちづくりを推進している山口県周南市を視察し、水素利活用の促進に向けた環境整備の取り組みなどについて、調査・研究を深めたところであります。 本委員会は、国や都のエネルギー対策との整合や連携を図りながら、従来の大規模集中型電力システムへの過度な依存を低減しつつ、自立分散型エネルギー社会を目指していく必要があることから、エネルギー対策について、引き続き調査・研究を行っていくことといたしました。 以上で、清掃・エネルギー等特別委員会の中間報告を終わります。(拍手) ○田中ひでかつ議長 次に、日程第31を議題といたします。 本件に関し、中間報告を求めます。 交通対策等特別委員会委員長・斉藤静夫議員    〔42番斉藤静夫議員登壇〕
    ◆斉藤静夫議員 交通対策等特別委員会の中間報告について申し上げます。 はじめに、バス交通体系について申し上げます。 本委員会は、公共交通空白地域改善計画の改定および改善計画の改定に伴うみどりバスの再編方針案などについて、理事者から説明を受けました。 その内容は、1、公共交通空白地域改善計画については、平成21年3月の計画策定から8年が経過していることから、バス路線の再編や道路整備の進捗による状況変化、高齢化の進展による新たなニーズなどを踏まえて計画見直しの検討を進め、区民意見を聞いたうえで、29年3月に改定を行ったこと。 2、改定した計画の内容については、路線バス等による改善を検討する地域においては、現行計画同様、概ね5年程度の短期と、40年ごろまでの中長期に分けて対応策を検討すること、路線バス等による改善が困難な地域においては、収支採算性や利用者ニーズを踏まえ、新たな交通手段による改善の可能性について検討すること、また、みどりバスにおいては、30分1便運行や、高齢化率が高い地域、高低差がある地域での利用者ニーズを踏まえたバス停設置等について検討することというものであります。 委員からは、計画の改定に際しては、素案をわかりやすく周知し、区民意見を十分参考にすること、バス停の設置について高齢化や高低差の観点が計画に取り入れられたことについて評価すること、スピード感を持って改善に取り組むことが必要であるなどの意見がありました。 本委員会は、公共交通空白地域の改善のため、高齢化の進展による新たなニーズなどを踏まえ、バス交通体系の更なる充実を図ること、みどりバスについては、採算性の向上を図りながら利便性を高めていくことが必要であることから、バス交通体系について、引き続き調査・研究を行っていくことといたしました。 次に、都営地下鉄大江戸線の延伸および導入空間について申し上げます。 本委員会は、都営地下鉄大江戸線の延伸と関連事業および土支田中央土地区画整理事業などについて、理事者から説明を受けました。 その内容は、1、都の広域交通ネットワーク計画や国の交通政策審議会答申において大江戸線の延伸が高く評価されたことを受け、早期着工に向け、課題とされる費用負担のあり方や沿線まちづくりの具体化などについて、都と引き続き協議をしていくこと。 2、大江戸線延伸推進基金は、平成29年度に約10億円を積み立て合計約36億円とし、都との協議を踏まえながらその活用方法について検討していくこと。 3、事業化に向けた更なる機運の高まりを示すため、28年10月、大江戸線延伸促進大会を開催し、これまでで最も多い約1,200名の区民の参加を得て、早期着工に向けた大会決議を決定したこと。 4、促進大会での大会決議を受け、29年1月、都に対し事業化に向けた考え方を示し、着工に必要な調査・手続を早急に開始することなど、早期着工に向けた要請活動を行ったこと。 5、土支田中央土地区画整理事業については、28年7月に地区内の区道について認定の告示を行い、9月に清算金の交付と徴収を行ったことというものであります。 委員からは、大勢の区民が参加する促進大会の開催、早期着工に向けた都への要請活動の実施を評価すること、更に、延伸の意義・必要性をより多くの区民に理解してもらう取り組みが必要なこと、区が積極的にまちづくりを進める必要があること、基金の更なる積み増しや活用方法を検討する必要があるなどの意見がありました。 更に、本委員会は、地下鉄桜通線延伸事業や、延伸に合わせて徳重駅前交通広場等整備事業に取り組んだ名古屋市を視察し、地下鉄延伸と駅周辺まちづくりの一体的な取り組みについて、調査・研究を深めたところであります。 本委員会は、都営地下鉄大江戸線の延伸は区の最重要課題の一つであり、区民の悲願であることから、延伸の早期実現に向け積極的に取り組むよう理事者に強く要望し、引き続き調査・研究を行っていくことといたしました。 次に、エイトライナーについて申し上げます。 本委員会は、エイトライナーの概要および促進協議会の活動実績などについて、理事者から説明を受けました。 その内容は、1、平成28年7月に開催されたエイトライナー促進協議会第23回理事会・総会において、27年度の活動実績報告や28年度の事業計画および予算などが承認されたこと。 2、28年4月に示された交通政策審議会答申において、事業計画の十分な検討や高額な事業費が課題であり、中量軌道等の導入などについての検討が期待されていることから、協議会では、今後検討の方向性を整理し、答申で示された課題の検討に取り組んでいくことというものであります。 本委員会は、エイトライナーについては、関係各区と連携を図りながら、今後も粘り強く取り組んでいくことが重要であることから、引き続き調査・研究を行っていくことといたしました。 次に、東京外かく環状道路について申し上げます。 本委員会は、東京外かく環状道路(関越から東名)の概要および事業の進捗状況などについて、理事者から説明を受けました。 その内容は、1、平成28年8月末現在で、事業全体の用地取得率78%に対し、大泉ジャンクション地区では用地取得が進んでおり、94%の取得率となっていること。 2、大泉ジャンクション地区では、本線トンネルを掘削するシールドマシンが発進するための立坑工事などが実施されていること。 3、外環事業の説明パネルやイメージ模型などを使用し、来場者からの工事状況などの質問に対して国土交通省や高速道路会社の職員が個別に対応するオープンハウスが、28年8月および29年3月に開催されたことというものであります。 委員からは、地域住民の理解や協力を得ていくため、事業者である国や高速道路会社に対して、丁寧な説明やしっかりとした情報提供を求めること、安全を最優先に工事を進めることが必要であるなどの意見がありました。 更に、本委員会は、世田谷区内の東名ジャンクションシールドマシン発進立坑において、シールドマシンの組み立てが行われている現場を視察し、東京外かく環状道路本線トンネル工事の進捗状況について、調査・研究を深めたところであります。 本委員会は、国や都の動向を注視しながら、東京外かく環状道路について、引き続き調査・研究を行っていくことといたしました。 最後に、西武線連続立体について申し上げます。 本委員会は、連続立体交差事業の概要および西武池袋線(練馬高野台駅から大泉学園駅間)連続立体交差事業に伴う鉄道付属街路第18号線の供用開始などについて、理事者から説明を受けました。 その内容は、1、都では、踏切遮断による交通渋滞や踏切事故の危険性などの問題を解決するため、道路ネットワークの整備とともに連続立体交差事業を推進していること。 2、西武新宿線(井荻駅から東伏見駅付近)が、都が事業主体となる連続立体交差事業の新規に着工を準備するとした区間である準備中区間として位置づけられていること。 3、西武池袋線の立体化に伴い、都市環境の保全と交通利便性の向上に資する目的で設置した鉄道付属街路第18号線が、平成29年3月に供用開始となったことというものであります。 委員からは、西武新宿線の立体化については、地域の期待が高く、適時適切に区民への周知、説明をすること、立体化の構造形式等の検討状況を注視していくこと、沿線のまちづくりを含め早期実現を促進すること、鉄道付属街路第18号線の供用開始に際しては交通安全に留意する必要があるなどの意見がありました。 本委員会は、交通の円滑化や駅周辺における利便性の向上や、周辺市街地の一体的なまちづくりに取り組んでいくことが重要であることから、西武線連続立体について、引き続き調査・研究を行っていくことといたしました。 以上で、交通対策等特別委員会の中間報告を終わります。(拍手) ○田中ひでかつ議長 以上で、日程第1から日程第31までの委員長報告を終わります。 ただいまの委員長報告のうち、議案第44号、議案第47号、議案第48号、議案第49号、陳情第97号および陳情第104号を除く報告に関し、ご質疑のある方はご発言願います。 ◆18番(かしままさお議員) 動議を提出いたします。 ただいま各委員長から委員会審査結果の報告がありました。本件は、委員会において慎重に審査した結果であります。この際、質疑を省略し、直ちに委員長報告どおり承認されますようおはかり願います。    〔「賛成」と呼ぶ者あり〕 ○田中ひでかつ議長 おはかりいたします。 ただいまの動議のとおり決定することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○田中ひでかつ議長 ご異議なしと認めます。よって、各委員長報告どおり承認することに決定いたしました。 次に、議案第44号・練馬区空家等および不良居住建築物等の適正管理に関する条例に対して、やない克子議員ほか4名から修正の動議〔別掲〕が提出されましたので、提出者に説明を求めます。 23番・やない克子議員    〔23番やない克子議員登壇〕 ◆やない克子議員 議員提出議案、議案第44号・練馬区空家等および不良居住建築物等の適正管理に関する条例に対する修正案の提案理由を説明します。 この条例は、2014年に成立した空家等対策の推進に関する特別措置法を関連法としています。しかし、この条例は、空家等の適正管理だけでなく、いわゆるごみ屋敷への対応についても定めています。 条例では、空家等と同様に不良居住建築物とするごみ屋敷にも立入調査を行い、学識者など専門家からなる審議会へ諮問、答申を受け、特定不良居住建築物等と認定し、居住者への助言または指導、勧告、命令、代執行を行うとしています。 空家が社会問題化する中で、自治体が対応するための条例制定はやむを得ませんが、現に居住者のいる住まいを不良居住建築物として位置づけ、空家と同様に規制しようとするこの条例は承認できません。 そのため、今回の条例からは、第3章の居住建築物等における堆積物等による不良な状態の解消と、居住建築物等について定めた部分は削除すべきと考えます。 その理由の第1は、居住建築物に行政が関与する以上、まずは人権に配慮すべきですが、条例には記載がないことです。 第2に、区長が条例施行のために関係機関や事業者へ情報を提供することは、個人情報の流出が危惧されることです。 第3は、条例第23条、24条では、堆積物等による不良な状態になるおそれのある居住建築物としていますが、おそれのあるという規定は曖昧で、拡大解釈が懸念されることです。 ごみ屋敷への対応は、福祉的な視点が最優先されるべきです。にもかかわらず、条例ではこれらの配慮や取り組みについての記載が一切ありません。 既にごみ屋敷への対応は、練馬区空き家等対策計画で位置づけられ、実行されています。むしろ条例によって、ごみ屋敷が空家と同じ対応をされることで行き過ぎた行政の関与を許すおそれがあり、別紙のように修正案を提案します。 皆様の賛同を期待して、提案説明を終わります。(拍手) ○田中ひでかつ議長 本件に関し、ご質疑のある方はご発言願います。 ◆18番(かしままさお議員) 動議を提出いたします。 ただいま上程されております議案につきましては、この際、質疑を省略されますようおはかり願います。    〔「賛成」と呼ぶ者あり〕 ○田中ひでかつ議長 おはかりいたします。 ただいまの動議のとおり、質疑を省略することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○田中ひでかつ議長 ご異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、順次発言を許可いたします。 3番・かとうぎ桜子議員    〔3番かとうぎ桜子議員登壇〕 ◆かとうぎ桜子議員 市民ふくしフォーラムとして、議案第44号に対する修正動議に反対の立場で討論します。 議案第44号・練馬区空家等および不良居住建築物等の適正管理に関する条例は、空家となって放置されている家屋への対策のほか、いわゆるごみ屋敷状態となっている家屋への対応について定めるものです。 それに対して修正案は、条例案の中のごみ屋敷対策に関する記載は削除するというものですが、空家とごみ屋敷とでは居住者のあり・なしに違いがあり、区としてのかかわりの持ち方、対応の仕方も異なってくることから、一まとめにするのではなく分けて対応すべきという趣旨から出されたものということです。 これまで区は、環境課を中心に保健・福祉など多部署で連携しながら、ごみ屋敷となってしまった家への対応をしてきましたが、解決が困難な部分もありました。 繰り返しごみをため込む、あるいはごみが処分できずに衛生状態に問題が生じているということは、客観的に見ればその人は、例えば体調が悪いとか、生活に困窮していて衛生状態に気を配る余裕がないなど、生活に何らかの問題が生じているのではないかということが考えられます。 しかし、たとえ困難な環境にあっても、本人が困っているという感覚を持っていない場合、保健師や民生委員が訪ねたとしても、その後のケアやサポートまでにはつながりづらく、問題の根本的な解決に至らない場合も多かったのではないかと思います。 そうしたこれまでの区の対策の実情や課題を踏まえ、ごみ屋敷に対する一定のルールをつくる必要はあると考え、議案第44号の原案に賛成し、修正案に反対をします。 ごみ屋敷とその居住者への対応を条例に定めることによって、それを根拠に当事者にアクセスし、当事者と対話する中で保健・福祉等の支援につなげるツールとして活用することを求めます。 また、近隣からの苦情に対応するためにごみ屋敷への対策をとって居住者への個別支援をするという観点だけではなく、その後、その地域でお互いが安心して暮らしていくための地域コミュニティへのサポートの視点も、これを機会に進めていくべきです。 また、現に人が居住している家に介入することには慎重さが求められることから、条例を実施するにあたっては透明性の確保を強く求めます。具体的には、審議会において精神保健、住まいの福祉、地域福祉に詳しい専門職も委員に加えて、居住者とその地域に対する福祉的な観点からの適切な対応の検証をすることです。そして、実施する中で必要な場合には、更なる条例改正や計画の改正等、実情に沿った新たなルールづくりも含めた対応をしていく必要があります。 居住者にとっても近隣住民にとっても、ここで暮らしてよかったと思える環境づくりに寄与できる対策を進めることを求めて、討論とします。(拍手) ○田中ひでかつ議長 次に、13番・池尻成二議員    〔13番池尻成二議員登壇〕 ◆池尻成二議員 議案第44号・練馬区空家等および不良居住建築物等の適正管理に関する条例に対する修正動議に対し、賛成の立場から討論を行います。 条例原案は、倒壊のおそれ等のある空家と、堆積物等により不良な状態にある建物、いわゆるごみ屋敷について、代執行を含む行政措置を位置づけることを主な内容としています。 空家対策については、既に国の特別措置法で、情報提供から代執行に至る行政措置の根拠が置かれています。この点では、条例案の意義は、手続の適正化や空家所有者の権利保護という視点から、審議会への諮問、意見を聞く機会の付与など、法に付加した規定を置く点にあります。これらは、法の運用を丁寧かつ公正なものにするために必要なものであり、条例化に賛成するものです。 他方、特措法の対象ではない不良居住建築物等、いわゆるごみ屋敷については、今回の条例において初めて、代執行を含む行政措置の法令上の根拠が与えられることになります。そして、この点に、私は強い懸念を抱くものです。 空家とごみ屋敷は本質的に異なります。何より、ごみ屋敷の場合は、そこに現に人が住んでいます。ごみ屋敷に対する行政措置は、所有権はもとより、生存権あるいは人格権など、憲法上の権利を含め、住人のさまざまな権利との鋭い緊張関係に置かれる可能性があります。 果たして原案では、空家とごみ屋敷のこうした相違に十分な目配りと配慮がなされているでしょうか。 実態調査によると、区内にあるごみ屋敷は30軒とのことです。私自身、ごみ屋敷に関する近隣からの苦情や相談をいただいたことがあります。他方で、ごみ屋敷状態に悩む当の住人や関係者からの相談もまたいただくことがあります。 そもそも、ごみ屋敷問題の背景には、そこに暮らす住人の病気や障害、経済的な困窮、家庭の崩壊、近隣とのコミュニケーションの破綻等、さまざまな事情があることは周知のはずです。それらの背景を踏まえた適切な支援こそがごみ屋敷解消の鍵になる場合も多く、逆に言えば、そうした支援がなければ、結局事態は繰り返されてしまいかねません。ごみをいくら撤去しても、そこに暮らす人を強制的に追い立て、住まいを奪うことなど許されませんから、行政措置に限界があることは明らかです。 ところが、原案に規定されているのは、勧告、命令、代執行という行政措置、いわば権力的な対応の体系ばかりです。そこには、ごみ屋敷に暮らす人に対する支援を通して、根本的・安定的な解決を図るというアプローチが全くといってよいほど見られません。 例えば、横浜市の条例では、基本方針として、建築物等における不良な生活環境の解消に取り組むにあたっては支援を基本とし、必要に応じて措置を適切に講ずることを掲げています。京都市の条例でも、やはり基本方針の一つに、要支援者が不良な生活環境を生じさせた背景に地域社会における要支援者の孤立その他の生活上の諸課題があることを踏まえ、これらの解決に資するように行うことを明記しています。 23区の場合でも、例えば板橋区では、立入調査のうち、住居そのものについては居住者の同意を前提としています。中野区では、ごみの発生者が抱える生活上の課題の解決のために、保健所や福祉事務所等が行う事務と一体的に対策をとることを条例上定めています。 他自治体の条例には、居住者の人権への配慮や居住者を支援するというアプローチがさまざまな形で盛り込まれています。こうした視点や姿勢が原案には足りません。 区は、居住者への支援については、空き家等対策計画に書いてあると答弁をしています。しかし、計画に書いてあることに背骨を通し、その実現を担保するためにこそ条例はあります。ごみ屋敷解消に向けた責務と措置を明示するだけでなく、居住者の置かれた状況や課題を十分に踏まえながら、関係所管をあげて一体的に働きかけていく、こうした努力を加速させるためにも、条例の中に居住者への支援に係る規定をしっかりと置くべきでした。 法的な背景を含め、大きく条件の異なる空家とごみ屋敷については、条例の理念や盛り込むべき事項もおのずと異なってこざるを得ません。一旦切り離し、ごみ屋敷等に関する条例の整備については、改めて議会として精力的に取り組むことを呼びかけ、修正案に賛成の討論といたします。(拍手) ○田中ひでかつ議長 以上で討論を終わります。 これより、議案第44号に対してやない克子議員ほか4名から提出されました修正案についてを起立により採決いたします。 本修正案に賛成の議員の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○田中ひでかつ議長 起立少数であります。よって、修正案は否決することに決定いたしました。 次に、議案第44号・練馬区空家等および不良居住建築物等の適正管理に関する条例についてを起立により採決いたします。 本議案に対する委員長報告は可決であります。 本件を委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○田中ひでかつ議長 起立多数であります。よって、本件は委員長報告どおり可決することに決定いたしました。 次に、議案第47号について討論の通告がありますので、順次発言を許可いたします。 19番・島田 拓議員    〔19番島田 拓議員登壇〕 ◆島田拓議員 私は、日本共産党練馬区議団を代表して、議案第47号・練馬区立学校設置条例の一部を改正する条例に反対の立場から討論を行います。 今回の条例は、光が丘第四中学校の閉校に向けて、学校設置条例からその部分を削除するというものです。 反対理由の第1は、閉校しなければならない合理的な根拠がないことです。 区教委が閉校の理由としているのは、適正規模を下回っている、いわゆる過小規模校では教育環境が悪化しているというものです。適正規模の根拠は、学校教育法施行規則41条の標準規模ですが、これは行政上の効率性からの基準であり、なぜそれを下回ると悪化するのか、その教育学的根拠は証明されていません。 そもそも、光四中の学区域は、光が丘地域の中でも子どもが多く、本来であれば閉校の対象とはなり得ませんでした。ところが、学校選択制によって学区域外に通学する生徒が増え、過小規模校となってしまったのです。もし、過小規模が問題というのであれば、閉校ではなく、生徒数に格差をつくり出している学校選択制こそ見直すべきです。 反対の理由の第2は、当事者の合意も得ぬまま、乱暴に閉校を進めていることです。 光四中は、2003年から既に過小規模校となっていました。ところが、区教委は、支援を強化せず、学校支援員の配置など従来どおりの支援にとどまりました。そして、昨年4月に4学級になった途端、直後の6月に適正配置検討委員会を開催し、更に7月から教育環境を考える会を立ち上げ、反対する意見も無視して、わずか半年足らずで閉校の方針案を発表しました。 しかも、許せないのは、当時、方針はあくまで案の段階であり、何の裏づけもないにもかかわらず、入学説明会で閉校が既定方針のように説明されたことです。これによって新1年生の入学者を事実上ゼロに追い込みました。まさにこれこそ閉校を決定的にしたのです。 区教委は、丁寧な説明を行ってきたとしていますが、8回の説明会すべてで閉校に反対する意見が多数を占め、結局、区民から合意を得ることはできませんでした。 本来これだけ影響が大きくデリケートな問題を、こんなに短期間に、しかも当事者の声を無視して進めてしまう、こんな理不尽なことはありません。もっと時間をかけ、当事者を含め、粘り強い検討を行うべきです。 反対の理由の第3は、閉校が子どもたちの心を傷つけていることです。 このままいけば年々子どもの数が減少し、後輩もいなくなり、最後には卒業を見送ってくれる人もいなくなってしまいます。そうなれば、子どもたちはどんなに傷つくでしょうか。まさに区教委のやり方こそ、教育環境を悪化させているではありませんか。 私たちは、こうした事態を防ぐためにも、少なくともより負担の少ない他校との統合を行うべきとの提案も行いましたが、区教委はこれさえ拒否しています。 反対理由の第4は、今、条例上、光四中をなくす必要はないということです。 今回の条例案の施行期日は平成31年4月1日となっており、施行まで2年近くあります。区教委は、今定例会に上程したことについて、他の学校や幼稚園の廃止と同様の手順であることや、今後閉校作業を進めていくためにも条例上の裏づけを得るためとしていますが、これは余りにも行政の都合を優先したものではないでしょうか。 来年度からつくられる閉校準備会など、閉校のための作業は条例改定を行わなくても実施は可能であり、むしろ子どもたちのことを考えれば、よつば学級も含め、閉校の延期などさまざまな事態に対応できる選択肢を残すべきです。 しかも、閉校が条例上確定してしまえばどうなるか。学校が存在しているにもかかわらず、自分たちの学校がなくなってしまうことに議会がお墨つきを与えることになり、更に子どもたちの心を傷つけることになるのではないでしょうか。 以上のように、今回の閉校には一かけらの道理もありません。もし教育環境の改善を言うのであれば、今必要なのは少人数学級であり、そのためにも光四中は残すべきことを強く求め、反対討論といたします。(拍手) ○田中ひでかつ議長 次に、5番・きみがき圭子議員    〔5番きみがき圭子議員登壇〕 ◆きみがき圭子議員 生活者ネットワークを代表して、議案第47号・練馬区立学校設置条例の一部を改正する条例に反対の討論をします。 この議案は、練馬区立学校設置条例から練馬区立光が丘第四中学校の項を削除するものです。 反対の理由は、閉校と決めているのは2019年4月であるにもかかわらず、なぜ2年近くも前にこの条例改正をしなければならないのか、進め方が余りにも拙速であるからです。 小中学校の適正規模は12から18学級で、11学級以下の学校は過小規模校とされています。現在この過小規模校にあたっている学校は、小学校6校、中学校15校あります。 少子化が進む中で、7年前には、光が丘地区では小学校8校を4校にする統廃合が既に行われています。このときは、統廃合が決定してから2年間の準備会を経て、統廃合実施の前年6月に学校設置条例を改正する条例が提出されています。 光が丘第四中学校は、昨年4月の段階で4学級しかないことで、教育環境を考える会を立ち上げたものの、わずか3回で、9月には、2018年度末で閉校とする対応方針案を示しました。これには生徒や保護者の方たちも納得がいかず、十分な話し合いを求めましたが、区は、生徒のためによりよい教育環境を考えると早い判断が必要と、閉校ありきで進めてきました。統合・再編の方法についても、保護者や地域の方との十分な議論がされていません。このような状況で、結局、今年度の新入生はゼロでした。 そして、今年3月には、閉校までの実施計画を策定、今定例会でこの議案が提出と、わずか1年足らずで条例改正にまで至ってしまいました。しかも、閉校準備会が設置されるのは来年度で、まだ1年先のことです。 2年後の施行の条例改正を今回議案として出す必要があるとは思えず、何かほかに急ぐ理由がある、例えば閉校後の跡地の利用計画が水面下で同時進行しているのではないかと疑わざるを得ません。地域の方からも同じ疑問の声が届いています。 後戻りができない形で強引に進めていくことは、少人数でも光四中で頑張っていこうとしている生徒や保護者の方に対してとても残酷なことです。 また、閉校後の編入先である光が丘第三中学校の受け入れ体制にも十分な時間が必要です。子どもたちがどのような気持ちで学校生活を送っているのか、直接一人ひとりから話を聞くこともせずに、次々と計画を進めていくことが本当に生徒のためと言えるでしょうか。 過小規模校が小中23校もある現状で、閉校を考える前に、適正配置や中学校選択制を区全体の問題として見直すときが来ていると考えます。 以上で反対討論を終わります。(拍手) ○田中ひでかつ議長 次に、4番・岩瀬たけし議員    〔4番岩瀬たけし議員登壇〕 ◆岩瀬たけし議員 市民の声ねりまを代表して、議案第47号・練馬区立学校設置条例の一部を改正する条例に反対の立場から討論を行います。 今回の改正は、練馬区立光が丘第四中学校を2019年3月をもって閉校しようとするものです。 反対の第1の理由は、保護者や関係者の十分な合意がないにもかかわらず、行政が閉校を強引に進めようとしたことにあります。学校の閉校について、文部科学省が示した公立小学校・中学校の適正規模・適正配置等に関する手引において、「学校の適正化については、行政が一方的に進める性格のものではないということは言うまでもありません。児童・生徒の保護者や就学前の子どもの保護者の声を重視しつつ、地域住民の十分な理解と協力を得るなど、地域とともにある学校づくりの視点を踏まえた丁寧な議論を行うことが望まれます」としています。 そんな中、地域での説明会で出された意見は、ほぼすべてが閉校に反対するものでした。歴代のPTA会長からも連名で反対の要望書も出されました。住民による閉校方針案の見直しを求めた陳情もなされ、5,000人以上が署名をしています。住民合意が十分にないまま、閉校を急いで進めようとする区のあり方は、国の方針にも反するものです。 第2には、閉校の方法です。 練馬区はこれまで、閉校する学校の子どもたちへの影響を最小限にするため、統廃合では、対象となる学校を2校とも閉校し、一つの新しい学校を開設する方式をとっていました。これによって二つの学校は一つになり、また、校歌や規則、校章などを一緒に考える過程を通じて、保護者や子どもたちの理解や交流も図れます。 しかし、今回は、光が丘第四中学校のみを廃止し、隣の光が丘第三中学校に吸収するという方式をとっています。こうした進め方をしたこともあり、光四中の学区内には学齢期の生徒が多くいるにもかかわらず、今年の入学者はゼロになり、3年生は二クラス、2年生は一クラスになってしまいました。来年は3年生一クラスのみとなってしまいます。 光が丘第四中学校の校歌は、作詞は谷川俊太郎、作曲は林光のものでした。一部紹介します。 「果てしない闇をつらぬき 今日ここにつどう光は 風わたる木々にきらめき ゆれやまぬ心を照らす 光よめぐれ 宇宙をめぐれ」 この校歌に対し、谷川俊太郎は以下のように寄せています。 光という豊かな連想を誘う一語を校名に持っているのはある種の幸運です。作詞をするうえで、いただいた資料に加えてこの光という一語がどんなに私を励ましてくれたかしれません。人間の意識、知性、ひいては文明そのものの象徴である光は、しかし必然的に影を伴います。目に見える光だけに未来があるわけではなく、光を光とする闇、光のつくる影にも人間の現実は存在します。むしろそういうところでこそ、私たちはより深く夢を見ることができるのではないか、そんな思いを言葉にしたいと願いました。 この校歌、とても光四中に合ったものだったと思います。四中は、生徒数が少ないといった、いわば影ともいえる部分を持ちながら、それを補う形で、四中ならではの光を見つけて頑張ってきました。そんな中で、一定規模を下回る学校を強制的に閉校してしまおうという現在のあり方は、その光をも押しつぶすものです。また、生徒や保護者の心にも大きな影を投げかけてしまうものです。 光四中の学区域には、地域で最も多くの学齢期の生徒がおり、生徒数が減少しているのは、学校選択制度によって生徒がほかの学校を選んでいるためです。練馬区がすべきことは、人気のない学校をすぐに閉校するのではなく、なぜ生徒が減少したのか、その原因や課題にしっかりと向き合い、学校選択制度そのものの是非についても議論することだったと思います。 以上の理由をもちまして、市民の声ねりまを代表しての反対討論といたします。(拍手) ○田中ひでかつ議長 以上で討論を終わります。 これより、議案第47号・練馬区立学校設置条例の一部を改正する条例についてを起立により採決いたします。 本議案に対する委員長報告は可決であります。 本件を委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○田中ひでかつ議長 起立多数であります。よって、本件は委員長報告どおり可決することに決定いたしました。 次に、議案第48号および議案第49号、以上2件について討論の通告がありますので、順次発言を許可いたします。 28番・米沢ちひろ議員    〔28番米沢ちひろ議員登壇〕 ◆米沢ちひろ議員 日本共産党練馬区議団を代表して、議案第48号・練馬区立学童クラブ条例の一部を改正する条例および議案第49号・練馬区ねりっこクラブ条例の一部を改正する条例に反対の立場から討論を行います。 今回の改定理由は、ねりっこクラブを推進するとして、これまで委託してきた学童クラブのうち5校をねりっこクラブに移行させ、新たに区立直営学童クラブ5か所を民間委託するという内容です。 今年度の学童クラブ待機児が340人と過去最多で深刻さが増しているもと、区は待機児解消の方針を、「すべての小学生に充実した放課後の居場所を提供することを重要な課題と位置づけ、ねりっこクラブを創設し、学童クラブの入会希望者の急増にも有効な対策と考えている」と述べ、学童クラブの増設は民間誘致に限定して区立整備を拒み、ねりっこクラブの拡大で受け入れ人数を増やしていくことを明らかにしています。 反対理由の第1は、ねりっこクラブが抱える矛盾です。 ねりっこクラブは、現在8校で実施し、来年度は13校に拡大、行く行くは小学校65校全校で展開をする方針です。 しかし、ねりっこ学童クラブは、定員の考え方が曖昧で、支援の単位45人を基準に2ユニット90人を基本としていますが、実施8校中5校で80人以上、うち1校が定員に達し、待機が生じています。定員を30人も増やしたねりっこクラブでも受け入れの限界が見えているのです。しかも、来年度実施予定の富士見台小では、第一・第二学童で定員100人が在籍し、待機もいることから、支援単位を3ユニット、最大135人規模のねりっこ学童クラブとする方針です。このことは今後、待機児童を出さないために支援の単位を増やし、定員の上限を事実上なくすことにつながるのではないかと危惧をします。 また、専用スペースについても、学童保育の生活基盤として欠かせないものでありながら、学校施設の確保は困難を極めています。学校と協定を結ぶとはいえ、向山小ねりっこクラブでは、実施1年でセカンドスペースとタイムシェアの教室の変更を余儀なくされ、他校では確保した活動スペースが60人と30人の部屋に分かれ、支援の単位での運用にそぐわない事態が生じています。 実際、集団の大規模化で子どもの安全性や一人ひとりに寄り添った温かい人間関係を築くゆとりが奪われていること、活動場所の確保も学校側との調整は簡単ではなく、学校側、現場の事業者双方に過重な負担がかかっています。 区は、学童保育の機能を維持すると繰り返し強調しますが、ねりっこの運営は安定性を欠き、学童機能を弱めていると言わざるを得ません。こうした事業の矛盾や問題点があるのに、きちんとした検証もしないまま、ねりっこクラブを拡大していくことは許されません。 反対理由の第2は、民間委託の拡大による従事者の非正規化と保育の質の低下です。 全国学童保育連絡協議会が2012年に行った調査では、学童クラブで働く指導員9万2,500人のうち8割近くが非正規職員であり、年収が150万円を下回り、勤続年数も3年以下となっている実態が新聞報道で明らかになりました。 区の学童クラブの委託化は歯どめがなく、来年度、条例改定でねりっこを含め40施設に増加し、委託比率が4割を超えます。この間指摘してきました職員・従事者の労働条件や低賃金、人手不足など処遇改善についても、区は事業者任せの姿勢は変わりません。民間委託を更に進めることは学童機能と質の悪化、子どもへのしわ寄せにつながるものです。民間委託方針は撤回すべきです。 反対理由の第3は、今取り組むべきは、学童クラブの待機児解消と環境改善であるということです。 学童クラブの待機児数は今年度、過去最多の340人、弾力運用で737人も定員超過してなお、2年生、3年生の継続利用が非常に困難な状況が続いています。区が施設を増設しないため、雨天の場合のみ使用可能とされた教室の一時的利用で定員数を増やした施設もあり、既に過密状態は限界です。増え続ける待機児の解消を直ちに行うためにも、過密学童の環境改善のためにも、6年生まで通える学童クラブの充実のためにも、増設、分割は待ったなしです。こうした保育環境の改善、向上のための手だてをとることこそ、最優先課題として行うべきです。 そのために、学校近隣での公共施設や民間施設を使用できる選択肢をくみ尽くし、学童クラブの増設も民間事業者による誘致に限らず、区立として借り上げ整備する、区職員として安定した雇用形態で募集し、経験豊かな指導員の育成を行っていくなど、区としてやるべきこと、やれることは多くあります。 以上の理由を述べて、日本共産党練馬区議団を代表しての反対討論といたします。(拍手) ○田中ひでかつ議長 次に、24番・西野こういち議員    〔24番西野こういち議員登壇〕 ◆西野こういち議員 私は、練馬区議会公明党を代表して、議案第48号・練馬区立学童クラブ条例の一部を改正する条例および議案第49号・練馬区ねりっこクラブ条例の一部を改正する条例に賛成の立場から討論をいたします。 議案第48号は、「みどりの風吹くまちビジョン」において戦略計画の一つに位置づけられた学童クラブと学校応援団ひろば事業を一体的に運営し、保護者の就労等にかかわらず、希望するすべての児童の放課後の安全な居場所を実現するねりっこクラブの更なる拡充に向け、現行条例を改正するものであります。 このねりっこクラブは、従前からわが会派が強く要望してきたすべての児童を対象とした放課後の児童対策そのものであり、高く評価するものであります。 この間、児童福祉法の改正により、練馬区立学童クラブ条例の対象児童は小学校に在籍する全児童になっておりますが、現状では1年生でも入れない学童クラブも存在し、本年の区立学童クラブ待機児童数は340人となっており、その対応は急務であります。学童クラブ待機児童の解消のために早急に取り組まれたいと要望いたします。 児童の放課後の居場所の確保は大変に大事であり、更なる女性の活躍を後押しするものであります。また、ひとり親家庭や共働き家庭が増加するなど、社会状況の変化を踏まえ、時代に相応した新たなニーズの対応が求められております。 こうした課題や新たなニーズに対応するため、区は、学校施設を弾力的に活用するなど、新たな手法も取り入れた最善の方策として、ねりっこクラブの実施に至ったものと理解しています。 ねりっこクラブの実施により、学童クラブの待機児童解消とともに、安全かつ充実した夏休み等の居場所の確保、より多くの児童の相互交流や多様な体験・活動が可能となり、児童・保護者の選択の幅が広がることはもちろん、児童の健全育成に資するものと大いに期待するものであります。 今後、実施校の拡大にあたっては、先行校での事例も参考にし、引き続き関係者との丁寧な協議を十分に行うことを求めるものであります。 また、議案第49号の改正の根本となっている学童クラブの委託化については、ねりっこクラブを推進するにあたって前提となるものであり、保育・指導時間の延長など、利用者サービスの向上につながるものと考えます。 こうした観点から、練馬区議会公明党は、学童クラブの委託化とともに、ねりっこクラブを着実に推進し、できる限り速やかにすべての小学校で実施することを強く要望し、議案第48号および議案第49号に賛成するものであります。 以上で、練馬区議会公明党を代表しての討論を終わります。 議員各位のご賛同をよろしくお願いいたします。(拍手) ○田中ひでかつ議長 以上で討論を終わります。 これより議案第48号および議案第49号について、順次、起立により採決いたします。 まず、議案第48号・練馬区立学童クラブ条例の一部を改正する条例についてを起立により採決いたします。 本議案に対する委員長報告は可決であります。 本件を委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○田中ひでかつ議長 起立多数であります。よって、本件は委員長報告どおり可決することに決定いたしました。 次に、議案第49号・練馬区ねりっこクラブ条例の一部を改正する条例についてを起立により採決いたします。 本議案に対する委員長報告は可決であります。 本件を委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○田中ひでかつ議長 起立多数であります。よって、本件は委員長報告どおり可決することに決定いたしました。 次に、陳情第97号および陳情第104号、以上2件について討論の通告がありますので、これを許可いたします。 10番・やくし辰哉議員    〔10番やくし辰哉議員登壇〕 ◆やくし辰哉議員 日本共産党練馬区議団を代表して、陳情第97号・介護保険制度の保険給付から「要介護1・2」を外さないことについて、陳情第104号・介護保険制度改定に伴う意見書の提出についての願意に賛成の立場から討論を行います。 これらの陳情の願意は、介護保険制度維持を名目とした介護サービスの圧縮への動きが強まり、社会保障審議会介護保険部会などで介護保険の給付外しや利用料2割負担への引き上げ、保険料支払い開始年齢を40歳未満にするなど、給付の一層の削減と更なる負担増大が議論される中で、従来どおりの介護給付を行うよう国に求める意見書を提出してほしいというものです。 審査を行った医療・高齢者等特別委員会では、保険給付費が増えているもとで介護保険制度を維持するためには給付削減や負担増も仕方がないとの意見が相次ぎ、継続審査を二つの会派が求めたにもかかわらず、介護保険法の改定が行われたことを理由に審査が行われ、不採択とされました。 当初、厚生労働省は、介護保険法の改定に向け、社会保障費の圧縮のために、軽度と称される要介護1・2の人たちが利用する生活援助やデイサービスを保険給付の対象外にすることや、要介護2以下が使う車椅子や手すりなどの福祉用具貸与を全額自己負担にすることなどを検討していました。 しかし、軽度介護者にとって生活援助サービスは単なる家事代行ではなく、重度化の予防につながるものであり、こうした改悪は高齢者の在宅生活を脅かすだけでなく、将来の給付費用の増大につながりかねないと危惧されています。 実際、日本ホームヘルパー協会からは、初期段階における専門性の高い生活援助サービスの提供こそが、わずかな支援で、高齢者が自分らしく暮らす期間を長くすることができる助けになると、生活援助の保険給付外しは重度化につながると批判の声が上がりました。 福祉用具貸与の全額自己負担についても、当事者たちから、「用具を使って行動できるからこそ自立した暮らしができるのに、生活を壊さないでほしい」、「年金暮らしで福祉用具の全額負担は余りに厳しい」などの悲鳴が上がりました。 こうした国民的な批判の高まりを受けて、生活援助や福祉用具貸与を介護保険給付から外す案は撤回に追い込まれました。 しかし、厚労省は、新たな利用抑制案などを持ち出し、本年5月には介護保険利用料の3割負担の導入や各自治体を介護保険卒業や介護認定厳格化などに駆り立てる圧力となりかねない、自立支援、重度化防止の取り組みへの交付金の支給を盛り込んだ介護保険法の改悪が行われました。 しかも、厚労省は、今回の法改定で見送られた要介護1・2の生活援助等の総合事業への移行を2019年度末までに検討し措置するとし、財務省も、軽度の生活援助、福祉用具、住宅改修などの全額自己負担化などを重ねて提案するなど、軽度を狙った給付削減の動きがなくなったわけではなく、陳情の結論を出すには時期尚早と言わざるを得ません。 介護保険制度は、家族介護から社会で支える介護へというスローガンを掲げ導入されましたが、実際には、要介護度に応じてサービス内容や支給額が制限され、制度の開始当初から保険あって介護なしと言われてきました。 更に、社会保障予算の自然増削減を基本方針とする安倍政権のもとで、負担増やサービス取り上げなどの制度改悪が繰り返され、利用者、家族を苦しめるとともに、いざというとき使えない制度だと介護保険制度への国民の不信は高まるばかりです。 一方で、安倍政権は、大都市圏環状道路やリニア新幹線など大型公共事業に予算を重点配分し、3年連続で史上最高額を更新し、5兆円を超えるまでになった軍事費に多額の税金を投入しています。 今求められているのは、制度の持続性を言いわけにして国民へ負担を押しつけるのではなく、不要不急の大型開発や軍事費を見直し、憲法25条に基づき、国が社会保障制度の向上に力を尽くすことであり、陳情第97号、陳情第104号は採択されるべきものと申し上げて、日本共産党練馬区議団を代表しての討論といたします。(拍手) ○田中ひでかつ議長 以上で討論を終わります。 これより陳情第97号および陳情第104号について、順次、起立により採決いたします。 まず、陳情第97号・介護保険制度の保険給付から「要介護1・2」を外さないことについてを起立により採決いたします。 本陳情に対する委員長報告は不採択であります。 本件を委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○田中ひでかつ議長 起立多数であります。よって、本件は委員長報告どおり不採択とすることに決定いたしました。 次に、陳情第104号・介護保険制度改定に伴う意見書の提出についてを起立により採決いたします。 本陳情に対する委員長報告は不採択であります。 本件を委員長報告どおり決することに賛成の議員の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○田中ひでかつ議長 起立多数であります。よって、本件は委員長報告どおり不採択とすることに決定いたしました。 次に、日程第32・議員提出議案第8号・北朝鮮のミサイル発射に断固抗議する決議を議題といたします。 本件について、提案理由の説明を願います。 25番・田中よしゆき議員    〔25番田中よしゆき議員登壇〕 ◆田中よしゆき議員 私は、練馬区議会自由民主党、練馬区議会公明党、練馬区議会民進党・無所属クラブ、日本共産党練馬区議団、生活者ネットワーク、練馬区議会維新の会、オンブズマン練馬、都民ファーストの会練馬区議団、以上8会派、42名の議員を代表いたしまして、議員提出議案第8号・北朝鮮のミサイル発射に断固抗議する決議について提案理由を申し上げます。 それでは、決議文を読み上げ、提案理由にかえさせていただきます。 北朝鮮のミサイル発射に断固抗議する決議。 本年7月4日午前9時39分頃、北朝鮮が日本海に向けて弾道ミサイルを発射し、日本海上の我が国の排他的経済水域に着水したものと推定されている。 我が国をはじめとする国際社会が、北朝鮮に対し再三にわたり強くミサイル発射の自制を求めてきたにもかかわらず、幾度も発射を強行し、我が国の排他的経済水域に着水したことは、我が国のみならず東アジア地域全体の平和と安定を損なう行為であり、許しがたい暴挙である。 今回のミサイル発射が、弾道ミサイル技術を使用したいかなる発射も行わないことを北朝鮮に義務付けた国連安全保障理事会決議や、日朝平壌宣言にも違反することは明らかである。 よって、本区議会は、北朝鮮のミサイル発射に対して厳重に抗議するとともに、国連安全保障理事会決議に違反する行為を今後行わないよう強く求めることをここに表明する。 以上、決議する。 以上であります。何とぞ全議員のご賛同を賜りますよう、お願いいたします。(拍手) ○田中ひでかつ議長 本件に関し、ご質疑のある方はご発言願います。 ◆18番(かしままさお議員) 動議を提出いたします。 ただいま上程されております議案につきましては、この際、質疑および委員会付託を省略し、直ちに起立により採決されますようおはかり願います。    〔「賛成」と呼ぶ者あり〕 ○田中ひでかつ議長 おはかりいたします。 ただいまの動議のとおり決定することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○田中ひでかつ議長 ご異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 これより、起立により採決いたします。 議員提出議案第8号・北朝鮮のミサイル発射に断固抗議する決議について、賛成の議員の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○田中ひでかつ議長 起立多数であります。よって、本件は原案どおり可決することに決定いたしました。 次に、日程第33・人権擁護委員候補者の推薦についてを議題といたします。 本件は、人権擁護委員法第6条第3項の規定に基づき、人権擁護委員候補者を区長が推薦するにあたり、議会の意見を求めるものであります。 おはかりいたします。 お手元に配付してあります候補者名簿のとおり、候補者を区長が推薦することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○田中ひでかつ議長 ご異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 次に、各委員長から閉会中の継続審査の申し出がありました。 おはかりいたします。 お手元に配付いたしました継続審査申出案件一覧〔別掲〕のとおり、それぞれ閉会中の継続審査に付することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○田中ひでかつ議長 ご異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 この際、議事の都合により暫時休憩いたします。      午後3時0分休憩----------------------------------- ◎事務局長 ただいまの出席議員数45名でございます。      午後3時25分再開 ○光永勉副議長 ただいまから本会議を再開いたします。 ただいま、議長・田中ひでかつ議員より議長の辞職願が提出されました。 よって、この際、議長の辞職許可についてを日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○光永勉副議長 ご異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 追加日程第1・議長の辞職許可についてを議題といたします。 辞職願を朗読させます。    〔事務局長朗読〕               辞職願  今般、都合により議長の職を辞したいので、地方自治法第108条の規定により許可されますようお願いします。   平成29年7月7日                    練馬区議会議長   田中ひでかつ  練馬区議会副議長    光永 勉殿 ○光永勉副議長 おはかりいたします。 議長の辞職を許可することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○光永勉副議長 ご異議なしと認めます。よって、議長の辞職を許可することに決定いたしました。    〔田中ひでかつ議員入場〕 ○光永勉副議長 おはかりいたします。 議長の辞職に伴い、この際、練馬区議会議長選挙を日程に追加し、直ちにこれを行いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○光永勉副議長 ご異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 追加日程第2・練馬区議会議長選挙を行います。 議場の閉鎖を命じます。    〔議場閉鎖〕 ○光永勉副議長 ただいまの出席議員数は46名であります。 おはかりいたします。 会議規則第31条第2項の規定により、立会人に、     18番  かしままさお議員     2番  井上勇一郎議員     14番  橋本けいこ議員を指名いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○光永勉副議長 ご異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 これより投票用紙を配付させます。    〔投票用紙配付〕 ○光永勉副議長 投票用紙の配付漏れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○光永勉副議長 配付漏れなしと認めます。 投票箱を改めさせます。    〔投票箱点検〕 ○光永勉副議長 異状なしと認めます。 この際、念のため申し上げます。 投票は、単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載のうえ、呼名に応じて順次投票願います。 呼名を命じます。    〔事務局長呼名・各議員投票〕 ○光永勉副議長 投票漏れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○光永勉副議長 投票漏れなしと認めます。 以上で投票を終了いたします。 続いて開票を行います。 立会人に開票の立ち会いを願います。    〔立会人3名登壇〕    〔開票〕 ○光永勉副議長 開票が終わりましたので、選挙の結果を報告させます。    〔事務局長報告〕 出席議員数  46名 投票総数   46票  有効投票  46票  無効投票  0票   有効投票中  小林みつぐ議員  30票          有馬 豊議員   5票          やない克子議員  4票          池尻成二議員   2票          高松さとし議員  2票          福沢 剛議員   1票          石黒たつお議員  1票          岩瀬たけし議員  1票 法定得票数  12票 ○光永勉副議長 選挙の結果は以上のとおりであります。 小林みつぐ議員が議長に当選されました。 議場の閉鎖を解きます。    〔議場開鎖〕 ○光永勉副議長 ただいま議長に当選されました小林みつぐ議員が議場におられますので、会議規則第32条第2項の規定に基づき、本席より告知いたします。 小林みつぐ議員にご挨拶をお願いいたします。    〔48番小林みつぐ議員登壇〕 ◆小林みつぐ議員 ただいま議長にご選任を賜りました小林みつぐでございます。一言御礼のご挨拶を申し上げさせていただきます。 このたびは、議員各位にご賛同いただき、議長の大役を拝命いたしました。この場をかりて心より厚く御礼申し上げます。 浅学非才でありますが、田中議長、光永副議長の議会運営を踏まえ、更なる議会改革を進めて、区民に開かれた、わかりやすい議会運営を基本に職責を全うする決意であります。 また、独立70周年を契機に、72万区民が練馬区をふるさとと実感していただけるよう、今後の各種記念事業の成功に向けて、議会の代表として尽力していきたいと思っております。 議員の皆さんをはじめ、区長をはじめ理事者の皆さん、そして事務局の皆さんのご協力を賜りながら、区政に山積している諸課題解決に向けて全力投球してまいる決意でございます。どうぞ皆様方の深いご理解とご支援を衷心よりお願い申し上げ、就任のご挨拶とさせていただきます。 まことにありがとうございました。(拍手) ○光永勉副議長 ただいま議長が決定いたしましたので、新議長と交代いたします。    〔光永 勉副議長退席・退場、小林みつぐ新議長着席〕 ○小林みつぐ議長 それでは、引き続き会議を進めます。 この際、前議長・田中ひでかつ議員からご挨拶があります。    〔27番田中ひでかつ議員登壇〕 ◆田中ひでかつ議員 おかげさまで、議長を1年間務めさせていただきました。 やってみて初めてわかることもございますが、改めて議長の職責の重さ、そして大変な激務でありました。ゆえにやりがいもありましたが、改めまして歴代の議長に敬意を表する次第でございます。 また、私を1年間サポートしていただきました光永副議長をはじめ、事務局の皆様、そしてご指導を賜りました議員各位、理事者の皆様に心から感謝申し上げます。 これからは、また一議員として練馬区政の発展と区議会の発展のために力を尽くしてまいりますことを、この場をおかりいたしましてお誓い申し上げまして、議長退任のご挨拶とさせていただきます。 お世話になりました。(拍手) ○小林みつぐ議長 ただいま、副議長・光永 勉議員より副議長の辞職願が提出されました。 よって、この際、副議長の辞職許可についてを日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林みつぐ議長 ご異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 追加日程第3・副議長の辞職許可についてを議題といたします。 辞職願を朗読させます。    〔事務局長朗読〕               辞職願  今般、都合により副議長の職を辞したいので、地方自治法第108条の規定により許可されますようお願いします。   平成29年7月7日                      練馬区議会副議長   光永 勉  練馬区議会議長殿 ○小林みつぐ議長 おはかりいたします。 副議長の辞職を許可することにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林みつぐ議長 ご異議なしと認めます。よって、副議長の辞職を許可することに決定いたしました。    〔光永 勉議員入場〕 ○小林みつぐ議長 おはかりいたします。 副議長の辞職に伴い、この際、練馬区議会副議長選挙を日程に追加し、直ちにこれを行いたいと思いますが、これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林みつぐ議長 ご異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 追加日程第4・練馬区議会副議長選挙を行います。 議場の閉鎖を命じます。    〔議場閉鎖〕 ○小林みつぐ議長 ただいまの出席議員数は46名であります。 おはかりいたします。 会議規則第31条第2項の規定により、立会人に、     7番  宮崎はるお議員     10番  やくし辰哉議員     9番  かわすみ雅彦議員を指名いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林みつぐ議長 ご異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 これより投票用紙を配付させます。    〔投票用紙配付〕 ○小林みつぐ議長 投票用紙の配付漏れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林みつぐ議長 配付漏れなしと認めます。 投票箱を改めさせます。    〔投票箱点検〕 ○小林みつぐ議長 異状なしと認めます。 この際、念のため申し上げます。 投票は、単記無記名であります。投票用紙に被選挙人の氏名を記載のうえ、呼名に応じて順次投票願います。 呼名を命じます。    〔事務局長呼名・各議員投票〕 ○小林みつぐ議長 投票漏れはありませんか。    〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林みつぐ議長 投票漏れなしと認めます。 以上で投票を終了いたします。 続いて開票を行います。 立会人に開票の立ち会いを願います。    〔立会人3名登壇〕    〔開票〕 ○小林みつぐ議長 開票が終わりましたので、選挙の結果を報告させます。    〔事務局長報告〕 出席議員数  46名 投票総数   46票  有効投票  46票  無効投票  0票   有効投票中  酒井妙子議員   34票          島田 拓議員   5票          やない克子議員  3票          池尻成二議員   2票          きみがき圭子議員 2票 法定得票数  12票 ○小林みつぐ議長 選挙の結果は以上のとおりであります。 酒井妙子議員が副議長に当選されました。 議場の閉鎖を解きます。    〔議場開鎖〕 ○小林みつぐ議長 ただいま副議長に当選されました酒井妙子議員が議場におられますので、会議規則第32条第2項の規定に基づき、本席より告知いたします。 酒井妙子議員にご挨拶をお願いいたします。    〔32番酒井妙子議員登壇〕 ◆酒井妙子議員 ただいま第71代副議長に選任をいただきました酒井妙子でございます。何とぞよろしくお願い申し上げます。 小林議長のもと、議員の皆様、前川区長をはじめ理事者の皆様、議会事務局の皆様のご協力を賜り、公正かつ円滑な議会運営に努めるとともに、希望ゆきわたる区民生活を目指していきたいと思っております。 皆様のご指導、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げまして、簡単ではございますが、就任の挨拶とかえさせていただきます。 本日はまことにありがとうございました。(拍手) ○小林みつぐ議長 この際、前副議長・光永 勉議員からご挨拶があります。    〔31番光永 勉議員登壇〕 ◆光永勉議員 この1年間、区議会の皆様の絶大なるご協力をいただき、スムーズな議会運営ができました。心より御礼を申し上げます。 田中ひでかつ議長の強力なリーダーシップのもと、議会改革が一歩前進をいたしました。私の望外の喜びでございます。今後とも議会改革を更に推進してまいります。 結びに、前川区長をはじめ理事者の皆様方、また中村局長をはじめ事務局の皆様方、お世話になりました。心より御礼を申し上げまして、辞任の挨拶とさせていただきます。 まことにありがとうございました。(拍手) ○小林みつぐ議長 ここで区長から発言があります。    〔前川燿男区長登壇〕 ◎前川燿男区長 正副議長のご就任にあたり、ご挨拶を申し上げます。 田中ひでかつ前議長ならびに光永 勉前副議長におかれては、在任中、議会運営の責任者として、すぐれた指導力を存分に発揮されました。また、お二人とは公の場で行動をともにする機会が多く、種々ご配慮をいただきました。私ども理事者に賜りましたご指導とご鞭撻に深く感謝を申し上げます。ありがとうございました。 ただいま、小林みつぐ議員が議長に、酒井妙子議員が副議長に就任されました。心からお祝いを申し上げます。お二方とも、これまでの議員活動を通じて、練馬区発展のために、数々の功績を上げていらっしゃいます。そのご経験とすぐれた指導力によって、議会運営のかなめとしてご活躍いただけるものと確信いたしております。 今後の区政運営にあたり、お二方にご指導とご協力を賜りますようお願い申し上げまして、私からのお祝いの言葉といたします。 ○小林みつぐ議長 おはかりいたします。 ただいま区長より、選任第1号および選任第2号・練馬区監査委員選任の同意についてが提出されております。 よって、この際、これを日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林みつぐ議長 ご異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 追加日程第5・選任第1号・練馬区監査委員選任の同意についてを議題といたします。 なお、本件は一身上に関する案件でありますので、地方自治法第117条の規定により、上野ひろみ議員は本件の議事に参与できないことになっております。よって、本件の議事終了まで退場を求めます。    〔上野ひろみ議員退場〕 ○小林みつぐ議長 事務局長に議案の朗読をさせます。    〔事務局長朗読〕 ○小林みつぐ議長 本件に関し、提案理由の説明を求めます。    〔前川燿男区長登壇〕 ◎前川燿男区長 ただいま上程されました選任第1号についてご説明を申し上げます。 議員の皆様のうちから選任申し上げている監査委員が辞任されるのに伴いまして、地方自治法第196条第1項の規定に基づき、議会の同意を求めるものであります。 何とぞ同意を賜りますよう、お願い申し上げます。 ○小林みつぐ議長 おはかりいたします。 ただいま理事者から提案理由の説明がありましたが、本件については委員会付託を省略し、直ちに起立により採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林みつぐ議長 ご異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 これより、選任第1号・練馬区監査委員選任の同意についてを起立により採決いたします。 本件に関し、同意することに賛成の議員の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○小林みつぐ議長 起立多数であります。よって、本件は同意することに決定いたしました。 上野ひろみ議員の入場を許可いたします。    〔上野ひろみ議員入場〕 ○小林みつぐ議長 次に、追加日程第6・選任第2号・練馬区監査委員選任の同意についてを議題といたします。 なお、本件は一身上に関する案件でありますので、地方自治法第117条の規定により、光永 勉議員は本件の議事に参与できないことになっております。よって、本件の議事終了まで退場を求めます。    〔光永 勉議員退場〕
    ○小林みつぐ議長 事務局長に議案の朗読をさせます。    〔事務局長朗読〕 ○小林みつぐ議長 本件に関し、提案理由の説明を求めます。    〔前川燿男区長登壇〕 ◎前川燿男区長 ただいま上程されました選任第2号についてご説明を申し上げます。 本議案につきましても、前議案と同様の理由により、議会の同意を求めるものであります。 何とぞ同意を賜りますよう、お願い申し上げます。 ○小林みつぐ議長 おはかりいたします。 ただいま理事者から提案理由の説明がありましたが、本件については委員会付託を省略し、直ちに起立により採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林みつぐ議長 ご異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 これより、選任第2号・練馬区監査委員選任の同意についてを起立により採決いたします。 本件に関し、同意することに賛成の議員の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○小林みつぐ議長 起立多数であります。よって、本件は同意することに決定いたしました。 光永 勉議員の入場を許可いたします。    〔光永 勉議員入場〕 ○小林みつぐ議長 この際、ただいま選任の同意を得ましたご両名にご挨拶をお願いいたします。 49番・上野ひろみ議員    〔49番上野ひろみ議員登壇〕 ◆上野ひろみ議員 このたび、区長より監査委員に選任いただき、また議員の皆様にご同意をいただきました。まことにありがとうございます。 何分、若輩ではございますので、皆様のご指導を賜りながら、監査委員としての職務を果たしてまいる所存でございます。また、練馬区政の発展のためにも尽力してまいることを、この場をおかりいたしましてお誓いを申し上げます。 皆様方のご指導、ご鞭撻を賜りますよう心からお願いを申し上げ、簡単ではございますが、選任いただきましたご挨拶とさせていただきます。 まことにありがとうございました。(拍手) ○小林みつぐ議長 次に、31番・光永 勉議員    〔31番光永 勉議員登壇〕 ◆光永勉議員 ただいま監査委員の選任同意を賜りました光永 勉でございます。職責の重さに胸が引き締まる思いでございます。 今後、監査につきましては、公正に全力を尽くして頑張ってまいりたいと思います。何とぞよろしくお願いいたします。 ありがとうございました。(拍手) ○小林みつぐ議長 おはかりいたします。 この際、常任委員会委員の選任についてを日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林みつぐ議長 ご異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 追加日程第7・常任委員会委員の選任についてを議題といたします。 常任委員会委員の選任につきましては、委員会条例第6条第1項の規定により、お手元に配付いたしました常任委員会委員名簿〔別掲〕のとおり、議長より指名いたします。 おはかりいたします。 ただいま、議会運営委員会委員より、辞任願〔別掲〕が提出されております。 この際、議会運営委員会委員の辞任許可についてを日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林みつぐ議長 ご異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 追加日程第8・議会運営委員会委員の辞任許可についてを議題といたします。 議会運営委員会委員の辞任につきましては、委員会条例第12条の規定により、各委員の申し出どおり辞任を許可いたします。 次に、議会運営委員会委員の辞任に伴い、この際、議会運営委員会委員の選任についてを日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林みつぐ議長 ご異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 追加日程第9・議会運営委員会委員の選任についてを議題といたします。 議会運営委員会委員の選任につきましては、委員会条例第6条第1項の規定により、お手元に配付いたしました議会運営委員会委員名簿〔別掲〕のとおり、議長より指名いたします。 おはかりいたします。 ただいま、総合・災害対策等、医療・高齢者等、清掃・エネルギー等および交通対策等特別委員会の各委員より、それぞれ辞任願〔別掲〕が提出されております。 この際、特別委員会委員の辞任許可についてを日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林みつぐ議長 ご異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 追加日程第10・特別委員会委員の辞任許可についてを議題といたします。 特別委員会委員の辞任につきましては、委員会条例第12条の規定により、各委員の申し出どおり辞任を許可いたします。 次に、各特別委員会委員の辞任に伴い、この際、特別委員会委員の選任についてを日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林みつぐ議長 ご異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 追加日程第11・特別委員会委員の選任についてを議題といたします。 特別委員会委員の選任につきましては、委員会条例第6条第1項の規定により、お手元に配付いたしました特別委員会委員名簿〔別掲〕のとおり、議長より指名いたします。 次に、陳情について申し上げます。 本日までに追加受理いたしました陳情は、お手元に配付いたしました文書表のとおりであります。 所管の常任委員会に付託いたします。 ただいま付託いたしました陳情は、閉会中の継続審査にいたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林みつぐ議長 ご異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 これより、常任委員会、議会運営委員会および特別委員会の正副委員長の互選を行いますので、暫時休憩いたします。      午後4時20分休憩----------------------------------- ◎事務局長 ただいまの出席議員数46名でございます。      午後6時35分再開 ○小林みつぐ議長 休憩前に引き続き会議を開きます。 休憩中に各委員会において委員長および副委員長の互選が行われましたので、その結果を事務局長に報告させます。 事務局長 企画総務委員会 委員長・小川けいこ議員、副委員長・西野こういち議員 区民生活委員会 委員長・吉田ゆりこ議員、副委員長・関口和雄議員 健康福祉委員会 委員長・田中よしゆき議員、副委員長・浅沼敏幸議員 環境まちづくり委員会 委員長・柳沢よしみ議員、副委員長・かわすみ雅彦議員 文教児童青少年委員会 委員長・村上悦栄議員、副委員長・斉藤静夫議員 議会運営委員会 委員長・小泉純二議員、副委員長・うすい民男議員 総合・災害対策等特別委員会 委員長・藤井たかし議員、副委員長・小川こうじ議員 医療・高齢者等特別委員会 委員長・かしわざき強議員、副委員長・内田ひろのり議員 清掃・エネルギー等特別委員会 委員長・西山きよたか議員、副委員長・井上勇一郎議員 交通対策等特別委員会 委員長・宮原よしひこ議員、副委員長・かしままさお議員 ○小林みつぐ議長 以上で報告を終わります。 おはかりいたします。 ただいま区長より、選任第3号から選任第18号・練馬区農業委員会委員任命の同意についてが提出されております。 よって、この際、これを日程に追加し、直ちに議題といたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林みつぐ議長 ご異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 追加日程第12・選任第3号から追加日程第27・選任第18号まで、以上16件の練馬区農業委員会委員任命の同意についてを一括議題といたします。 事務局長に議案の朗読をさせます。 なお、選任第4号から選任第18号については、議案名と委員名のみ読み上げさせます。    〔事務局長朗読〕 ○小林みつぐ議長 本件に関し、理事者に提案理由の説明を求めます。    〔黒田叔孝副区長登壇〕 ◎黒田叔孝副区長 ただいま上程されました選任第3号から選任第18号までの16議案について、一括してご説明を申し上げます。 今月29日をもちまして、農業委員会委員が任期満了となります。 そこで、新たに農業委員会委員として、瀧島正則さん、加藤和雄さん、半田保之さん、井之口喜實夫さん、加藤茂平さん、榎本高一さん、田中大代さん、石手啓夫さん、宮本金一郎さん、西貝孝之さん、木村隆昭さん、吉田茂雄さん、宮本兼一さん、尾崎賀一さん、井口哲哉さんおよび本橋朋和さんを任命するため、農業委員会等に関する法律第8条第1項の規定に基づき、議会の同意を求めるものであります。 いずれの方も、農業に関する識見を有し、農業委員会の所掌に属する事項に関して、その職務を適切に行うことができる、農業委員会委員としてふさわしい方です。 何とぞご同意を賜りますよう、お願い申し上げます。 ○小林みつぐ議長 おはかりいたします。 ただいま理事者から提案理由の説明がありましたが、本件については質疑および委員会付託を省略し、直ちに起立により採決いたしたいと思いますが、これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林みつぐ議長 ご異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。 これより、順次、起立により採決いたします。 まず、選任第3号・練馬区農業委員会委員任命の同意についてを起立により採決いたします。 本件に関し、同意することに賛成の議員の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○小林みつぐ議長 起立多数であります。よって、本件は同意することに決定いたしました。 次に、選任第4号・練馬区農業委員会委員任命の同意についてを起立により採決いたします。 本件に関し、同意することに賛成の議員の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○小林みつぐ議長 起立多数であります。よって、本件は同意することに決定いたしました。 次に、選任第5号・練馬区農業委員会委員任命の同意についてを起立により採決いたします。 本件に関し、同意することに賛成の議員の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○小林みつぐ議長 起立多数であります。よって、本件は同意することに決定いたしました。 次に、選任第6号・練馬区農業委員会委員任命の同意についてを起立により採決いたします。 本件に関し、同意することに賛成の議員の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○小林みつぐ議長 起立多数であります。よって、本件は同意することに決定いたしました。 次に、選任第7号・練馬区農業委員会委員任命の同意についてを起立により採決いたします。 本件に関し、同意することに賛成の議員の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○小林みつぐ議長 起立多数であります。よって、本件は同意することに決定いたしました。 次に、選任第8号・練馬区農業委員会委員任命の同意についてを起立により採決いたします。 本件に関し、同意することに賛成の議員の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○小林みつぐ議長 起立多数であります。よって、本件は同意することに決定いたしました。 次に、選任第9号・練馬区農業委員会委員任命の同意についてを起立により採決いたします。 本件に関し、同意することに賛成の議員の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○小林みつぐ議長 起立多数であります。よって、本件は同意することに決定いたしました。 次に、選任第10号・練馬区農業委員会委員任命の同意についてを起立により採決いたします。 本件に関し、同意することに賛成の議員の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○小林みつぐ議長 起立多数であります。よって、本件は同意することに決定いたしました。 次に、選任第11号・練馬区農業委員会委員任命の同意についてを起立により採決いたします。 本件に関し、同意することに賛成の議員の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○小林みつぐ議長 起立多数であります。よって、本件は同意することに決定いたしました。 次に、選任第12号・練馬区農業委員会委員任命の同意についてを起立により採決いたします。 本件に関し、同意することに賛成の議員の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○小林みつぐ議長 起立多数であります。よって、本件は同意することに決定いたしました。 次に、選任第13号・練馬区農業委員会委員任命の同意についてを起立により採決いたします。 本件に関し、同意することに賛成の議員の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○小林みつぐ議長 起立多数であります。よって、本件は同意することに決定いたしました。 次に、選任第14号・練馬区農業委員会委員任命の同意についてを起立により採決いたします。 本件に関し、同意することに賛成の議員の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○小林みつぐ議長 起立多数であります。よって、本件は同意することに決定いたしました。 次に、選任第15号・練馬区農業委員会委員任命の同意についてを起立により採決いたします。 本件に関し、同意することに賛成の議員の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○小林みつぐ議長 起立多数であります。よって、本件は同意することに決定いたしました。 次に、選任第16号・練馬区農業委員会委員任命の同意についてを起立により採決いたします。 本件に関し、同意することに賛成の議員の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○小林みつぐ議長 起立多数であります。よって、本件は同意することに決定いたしました。 次に、選任第17号・練馬区農業委員会委員任命の同意についてを起立により採決いたします。 本件に関し、同意することに賛成の議員の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○小林みつぐ議長 起立多数であります。よって、本件は同意することに決定いたしました。 次に、選任第18号・練馬区農業委員会委員任命の同意についてを起立により採決いたします。 本件に関し、同意することに賛成の議員の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 ○小林みつぐ議長 起立多数であります。よって、本件は同意することに決定いたしました。 ここで、ただいま任命の同意を得ました練馬区農業委員会委員を代表して、加藤和雄さんをご紹介いたしたいと思います。 加藤和雄さんの入場を求めます。    〔加藤和雄さん入場〕 ○小林みつぐ議長 それでは、加藤和雄さんをご紹介いたします。    〔加藤和雄さん登壇〕 ◎(加藤和雄さん) ただいまご紹介いただきました加藤和雄でございます。 このたび、農業委員会委員として任命の同意をいただきました。まことにありがとうございます。 16名の委員を代表いたしまして、一言ご挨拶を申し上げます。 私は、昭和53年に農業経営を始めまして、来年には40年の節目の年を迎えます。その間、農業は都市化により大幅に減少されるなど、区内の農業は大きく変貌してきました。 しかし、近年は消費者に身近な農業を高く評価され、また農地は都市になくてはならないと位置づけられました。これに伴い、農業委員会の役割も更に大変重要なものになっております。 私は、委員として5期目となりますが、これまでの経験を生かし、貴重な農地の保全と都市農業の発展に向けて職務を全うしたいと思います。皆様方のご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。 ありがとうございました。(拍手) ○小林みつぐ議長 これをもってご紹介を終わります。 この際、議席の変更についておはかりいたします。 会議規則第4条第3項の規定により、お手元に配付いたしました議席変更表〔別掲〕のとおり、次回の会議より、議席をそれぞれ変更したいと思いますが、これにご異議ありませんか。    〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○小林みつぐ議長 ご異議なしと認めます。よって、次回の会議より議席変更表のとおり、それぞれ議席を変更することに決定いたしました。 以上で、今定例会に付議されました事案はすべて議了いたしました。 この際、区長より発言があります。    〔前川燿男区長登壇〕 ◎前川燿男区長 平成29年第二回練馬区議会定例会の閉会にあたり、一言ご挨拶を申し上げます。 はじめに、九州北部では7月5日から数十年に一度という大雨に見舞われ、甚大な被害が発生しております。犠牲となられた方々に哀悼の意を表しますとともに、被災者の皆様に心からお見舞いを申し上げます。 本定例会に提案いたしました各議案につきましては、慎重なご審議をいただきまして、いずれも原案どおり可決をいただきました。厚く御礼を申し上げます。 8月1日に練馬区独立70周年記念式典を開催いたします。練馬区が誕生した記念日を区議会の皆様、区民の皆様とともに祝いたいと思います。 練馬区の人口は、4月1日に72万7,000人を超えておりますが、私は、区政改革を更に推進することにより、練馬区はこれからも更に大きく発展すると確信いたしております。 最近、区民の皆様から激励の言葉をいただくことも多くなり、この中には不本意な方も何名かいらっしゃると思いますが、引き続き区議会の皆様、区民の皆様と力を合わせて全力を尽くしたいと思います。区議会の皆様のお力添えを心からお願い申し上げます。 以上をもって、閉会の挨拶といたします。ありがとうございました。 ○小林みつぐ議長 これをもって、平成29年第二回練馬区議会定例会を閉会いたします。      午後6時50分閉会                    署名議員                       議長    田中ひでかつ                       副議長   光永 勉                       新議長   小林みつぐ                       議員    かわすみ雅彦                       議員    西野こういち △(イメージ)議案第44号練馬区空家等および不良居住建築物等の適正管理に関する条例に対する修正動議 上のフレームにあります「関連文書表示」ボタンまたは「表示」ボタンをクリックすると案内図等が表示されます。 △(イメージ)議案第44号練馬区空家等および不良居住建築物等の適正管理に関する条例に対する修正動議 上のフレームにあります「関連文書表示」ボタンまたは「表示」ボタンをクリックすると案内図等が表示されます。 △継続審査申出案件一覧                      平成29年第二回定例会最終日陳情第7号 人種差別を扇動するヘイトスピーチの禁止について陳情第40号 地方自治を尊重し沖縄県との対話で解決を求める意見書を政府に提出することについて陳情第42号 辺野古基地建設に抗議の意見書の提出について陳情第49号 庁舎および議場における区旗、都旗および国旗の掲揚等について〔第2項〕陳情第51号 性的少数者同士の「結婚に相当する関係」の公認を区に求めることについて陳情第54号 区正規職員採用試験の制度改革について陳情第56号 区職員執務室の個室等の除去について陳情第57号 在日朝鮮人の人権擁護の強化を求めることについて陳情第62号 区議会における性的マイノリティの人権の保障を求めることについて陳情第65号 区職員採用試験の競争試験制度の徹底を求めることについて陳情第67号 アイヌ語の保全および継承を求めることについて〔第1項〕陳情第79号 区正規職員採用試験における障がい者への合理的配慮を求めることについて陳情第80号 公文書等の元号使用廃止等を求めることについて陳情第81号 公共事業等における被災地事業者との優先的な契約を求めることについて陳情第84号 被災地支援を求めることについて〔第1項〕陳情第85号 職員互助会等の会費の改正等を求めることについて陳情第88号 区役所庁舎等における区旗および国旗に対する敬礼を求めることについて陳情第90号 都議会に対して意見書の提出を求めることについて陳情第107号 オンブズマン条例制定について陳情第116号 沖縄県議会の米軍北部訓練場ヘリパッド建設に関する意見書を支持する意見書提出について陳情第122号 核兵器廃絶ヒバクシャ国際署名を推進するための取り組みを求めることについて陳情第124号 区内をはじめ、すべての自衛隊員の南スーダン派遣反対を国に求めることについて陳情第127号 築地市場の豊洲移転を一日も早く実現することを求めることについて                       (以上、企画総務委員会)陳情第10号 消費税増税の中止について陳情第15号 「協同労働の協同組合法(仮称)」の速やかな制定を求める意見書の提出について陳情第50号 外国人等の扶養控除の透明化とさらなる改善を求める意見書の提出について陳情第71号 豊玉北地区区民館の改修を求めることについて陳情第83号 豊玉北地区区民館の大規模改修について陳情第114号 練馬区西部の拠点都市として石神井公園駅周辺地域に地域文化を推進する「石神井文化ホール」の新設を求めることについて陳情第128号 特別徴収義務者に対する個人番号提供の中止を求めることについて                       (以上、区民生活委員会)陳情第9号 建設業従事者のアスベスト被害者の早期救済・解決を図るよう国に働きかける意見書の提出について陳情第13号 障害児(者)に対する各種減免制度に付帯している「所得制限」について陳情第32号 理容所、美容所の衛生水準向上のための条例改正について陳情第59号 脳しんとうおよび軽度外傷性脳損傷への対応に関する意見書の提出について〔第2項・第5項〕陳情第68号 「障がい」表記へ改めることを求めることについて陳情第92号 受動喫煙防止条例の早期制定を求めることについて陳情第93号 区におけるバランスのとれた受動喫煙防止対策を求めることについて陳情第98号 区における受動喫煙防止について陳情第99号 区におけるバランスのとれた受動喫煙防止対策について陳情第129号 練馬区手話言語条例(仮称)の制定について                       (以上、健康福祉委員会)陳情第1号 石神井公園駅南口西地区再開発事業について陳情第3号 「建築基準法の例外許可について」利害関係人の意見を重視することについて陳情第5号 都市計画道路補助232号線Ⅰ-2期および石神井公園駅南口西地区市街地再開発事業の早期実現について陳情第8号 中村一丁目10番地に設置されたドコモ携帯電話基地局の即時撤去について陳情第16号 携帯電話基地局設置に関する条例の制定について陳情第18号 大泉第二中学校を分断する道路計画の撤回・見直しについて陳情第19号 (仮称)「豊玉北2丁目計画」について陳情第21号 「外環の2」練馬の3キロ区間を優先整備路線にさせないことについて陳情第22号 小竹向原駅のバリアフリー設備整備について陳情第23号 小竹向原駅のバリアフリー設備整備について陳情第24号 株式会社スマートライフ「寄宿舎」建設と運営について陳情第25号 光が丘駅IMA南館口(A5出入口)にエレベーター等の設置を求めることについて陳情第26号 外環道青梅街道インターチェンジ沿道まちづくりについて陳情第27号 外環道青梅街道インターチェンジ沿道まちづくりについて陳情第28号 外環道青梅街道インターチェンジ沿道まちづくりについて陳情第31号 232号線を「優先整備路線」としないことなどを求めることについて陳情第33号 小竹向原駅のバリアフリー化について陳情第45号 練馬谷原ステーション計画の撤回について陳情第53号 放射35号線延伸事業化について陳情第70号 福島原発事故による避難者が安心して暮らせる住まいの確保を求めることについて陳情第72号 関町南三丁目における大規模マンション計画について陳情第74号 通学路側に有料老人ホームの出入口を設置しないことを求めることについて陳情第91号 目白通り(都道第8号千代田練馬田無線)の改修について陳情第96号 羽田空港機能強化による練馬区上空の飛行ルート計画について陳情第102号 都市計画道路補助232号線の延伸中止および石神井公園駅南口西地区再開発事業の見直しを求めることについて陳情第105号 石神井公園駅南口の「顔づくり」の早期実現について陳情第111号 通学路の危険増防止策について陳情第118号 石神井公園駅南口再活性化のまちづくりについて陳情第125号 石神井公園駅南口西地区市街地再開発事業検討状況報告会の開催中止等を求めることについて陳情第130号 桜台四丁目重層長屋建築について〔第1項〕                    (以上、環境まちづくり委員会)陳情第2号 待機児童解消と公的保育の拡充について〔第1~5項〕陳情第34号 区立小中学校への「学校司書」配置について陳情第38号 公立図書館における青少年の健全たる育成等を阻害する図書の排除を求めることについて陳情第39号 光和小学校体育館建替えについて陳情第44号 特別支援学級の教育環境改善について陳情第59号 脳しんとうおよび軽度外傷性脳損傷への対応に関する意見書の提出について〔第1項・第3項・第4項・第6項〕陳情第61号 保育料の負担軽減等のための緊急対応と財源確保を求める意見書の提出について陳情第66号 義務教育課程における平和教育に係る読書啓発について陳情第67号 アイヌ語の保全および継承を求めることについて〔第2項〕陳情第69号 保育園等の待機児童解消のための緊急対策を求めることについて陳情第78号 学校給食の献立の改善等を求めることについて陳情第100号 すべての認可保育園に看護師、栄養士の配置を求めることについて陳情第101号 公立認可保育園の増設と保育料の値上げ中止等を求めることについて〔第1項・第3項〕陳情第113号 区立小竹小学校の統廃合について陳情第117号 区立幼稚園保育料軽減措置および3年保育の実施を求めることについて                    (以上、文教児童青少年委員会)陳情第47号 区議会における著しく不当な重複趣旨たる陳情の受付拒絶等を求めることについて陳情第49号 庁舎および議場における区旗、都旗および国旗の掲揚等について〔第1項・第3項・第4項〕陳情第76号 区議会における陳情の取扱いについて陳情第77号 地方議員による政党機関紙の役所庁舎内における販売の自粛を求めることについて陳情第84号 被災地支援を求めることについて〔第2項〕陳情第86号 区議会議員のインターネットリテラシーの向上を求めることについて陳情第87号 区議会における区旗および国旗に対する敬礼を求めることについて陳情第108号 陳情受付方法および時間帯について陳情第109号 請願および陳情の審査経過報告について                       (以上、議会運営委員会)陳情第12号 看護師等の大幅増員と夜勤改善で安全・安心の医療・介護を求める意見書の提出について陳情第58号 介護保険および介護予防・日常生活支援総合事業について                  (以上、医療・高齢者等特別委員会)陳情第6号 東京外かく環状道路青梅街道インターチェンジについて陳情第63号 補助230号線(土支田通りから高松・光が丘間の道路)の改善を求めることについて〔第2項〕陳情第120号 都立石神井公園周辺地域に観光や通勤通学専用循環シャトルバスの新設を求めることについて陳情第126号 外環道トンネル工事の安全確保について陳情第131号 土支田通りにバス停の再設置を求めることについて                    (以上、交通対策等特別委員会)          〔議会運営委員会調査事項〕1 議会の運営に関する事項2 議会の会議規則、委員会に関する条例等に関する事項3 議長の諮問に関する事項                       (以上、議会運営委員会)          〔特別委員会設置目的〕1 地域防災についての調査研究2 危機管理指針についての調査研究3 地方分権の推進および財政権拡充についての調査研究                 (以上、総合・災害対策等特別委員会)1 地域医療の環境整備についての調査研究2 病床の確保についての調査研究3 高齢者施策についての調査研究4 介護保険制度についての調査研究                  (以上、医療・高齢者等特別委員会)1 清掃事業についての調査研究2 資源循環型についての調査研究3 エネルギー対策についての調査研究                (以上、清掃・エネルギー等特別委員会)1 バス交通体系についての調査研究2 都営地下鉄大江戸線の延伸および導入空間についての調査研究3 エイトライナーについての調査研究4 東京外かく環状道路についての調査研究5 西武線連続立体についての調査研究                    (以上、交通対策等特別委員会) △(イメージ)常任委員会委員名簿 上のフレームにあります「関連文書表示」ボタンまたは「表示」ボタンをクリックすると案内図等が表示されます。 △(イメージ)議会運営委員会委員辞任願 上のフレームにあります「関連文書表示」ボタンまたは「表示」ボタンをクリックすると案内図等が表示されます。 △(イメージ)議会運営委員会委員名簿 上のフレームにあります「関連文書表示」ボタンまたは「表示」ボタンをクリックすると案内図等が表示されます。 △(イメージ)特別委員会委員辞任願 上のフレームにあります「関連文書表示」ボタンまたは「表示」ボタンをクリックすると案内図等が表示されます。 △(イメージ)特別委員会委員名簿 上のフレームにあります「関連文書表示」ボタンまたは「表示」ボタンをクリックすると案内図等が表示されます。 △(イメージ)常任・議運・特別委員会正副委員長名簿 上のフレームにあります「関連文書表示」ボタンまたは「表示」ボタンをクリックすると案内図等が表示されます。 △(イメージ)議席変更表 上のフレームにあります「関連文書表示」ボタンまたは「表示」ボタンをクリックすると案内図等が表示されます。...